哀しみの浜辺で月のその向こうを見つめるまだらの記憶の波紋がゆっくり現れては 消え去る音と景色と匂いと味とあの風の感じ幸せの空に抱かれた丸くて甘い夢のしゃぼんだま帰りたい?還りたい?きらきら胸で輝くなによりも切ない願いは零せるはずもなく
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