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ユズルの部屋


[256] 果て
詩人:ユズル [投票][編集]

身も切れそうな淋しさを
天使の羽で表現したら
暖かくて素敵だね、と
誰かはそんな気持ちを抱く

それはそれは不思議な
たぶん素晴らしいことで
想いが夢を降らすなら
プラネタリウムみたいな優しさ

わたしの咳ひとつ
夜空に放り投げてみる
星に辿り着いたなら
愛を纏って輝く

悲しみも嬉しさも
同じようなものだから
愛おしいこの世界で
愚かな胸を抱きしめるよ

2013/02/24 (Sun)

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