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ユズルの部屋


[306] 優しい風に陽気な足音を鳴らすような
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


星が瞬くのが見たいとき
夜には雲ばかりかかっていて
眩しいのが怖くて雨に包まれたいとき
雲ひとつない青空がひろがっている
おいしいキャンディをポケットにいれて
食べたいときにはちがう服を着てる

人生なんて そんなものだけど

真っ暗がりの涙の道に ふと金星が輝いて
ぬくもりを諦めた瞬間に 振り向いたら 君がいる

理不尽で
奇跡的で
ありふれていて
繰り返しなはずなのに
わからないことだらけ
でもきっと わたしは
わたしのこんな人生が
けっこう 好きなんだ





2014/12/11 (Thu)

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