星が瞬くのが見たいとき夜には雲ばかりかかっていて眩しいのが怖くて雨に包まれたいとき雲ひとつない青空がひろがっているおいしいキャンディをポケットにいれて食べたいときにはちがう服を着てる人生なんて そんなものだけど真っ暗がりの涙の道に ふと金星が輝いてぬくもりを諦めた瞬間に 振り向いたら 君がいる理不尽で奇跡的でありふれていて繰り返しなはずなのにわからないことだらけでもきっと わたしはわたしのこんな人生がけっこう 好きなんだ
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