ホーム > 詩人の部屋 > ユズルの部屋 > 君に触れる

ユズルの部屋


[33] 君に触れる
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


「大丈夫」と言いながら
笑ってみせた君
でも震えている瞳を満たしてた
涙を見つめたわたし

あの日抱いた感情が
わたしを揺さぶって

あらしなんかよりも強い
空になってしまうくらい

単純で
複雑で
夢みたいな

新しい哲学を開いちゃいそうな
そのくらいぶっ飛んだ
はだしで歩ける砂漠

むずかしい言葉じゃ
とてもあらわせない高鳴り

ありきたりな話がはじまる
今君のもとへ
飛んでいくから


君に
触れる

2008/04/22 (Tue)

前頁] [ユズルの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -