詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
先に君が泣いて
次に、私が溶けて
そして
空は割れて
今日が星に変わる。
少し、君は迷い
もっと私が迷い
ほらね
いまを捨てて
過去とゆう名の
船を壊す。
ここに
悠然と
積み上げられている
「私」の非道さ、残酷さ
明日もまた
平然と
積み上げられてゆく
「私」の醜さ、この黒さ
こんなに
こんなに
かなしいことはないの!
白々しく微笑んで
まだ
善を良しとしない
本心
軋む音
歪んだままの
ふたり
届かないくらいの
距離が
ちょうどいい、だなんて...
「じゃあね!」
何もかも
ぜんぶ
踏み潰したなら
美しく
よみがえれ
みちがえれ、この愛!
すがりあうための
肩じゃなく
埋めあうための
色じゃなく
いま、まさに
抱きしめあえる
温かい両腕を求めて...
とことん、とことん
飽きるまで
迷って。
そして、揺れたなら
いつかは
君に辿り着くから
絶対、君に辿り着くから。
「遠回りをしたいんだ」
何故だか、とても
何故だか、とても...
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転覆を怖れたら、
何処にもゆけないと
非常に正しい答えで
以って、返されて
だから、理に適った
夢みたいな君の現実が
ほんと。ちょっとだけ
羨ましくなった
この大都会で
生きるのに防音壁は
住み心地のよさを
高めてもいるけど
どうしようもなく退屈な
一人遊びのときもある
とにかく雑音が欲しい。
そんな季節の始まり
贅沢な悩みだ。
浮かんでは消えたり、
また、漂ったり...
夜は明日を遮って
濡れゆく日
孤独に埋もれる前に
予定、詰め込んで腫らした
まぶたの重み
もう、いい加減
許すべきだって
きっと気づいていたから
眠れぬ夜は、時々
君一色で示されたりした
何だって凶器になる
今日は酷く湿っている
ねえ、ABCの程度でもいいかな?
余暇くらい、忘れたい
余暇くらい、帰りたい
今暗い
...殺したい
ううん。
これは、喩えばの話。
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もっとちょうだい
もっと、もっと
"さまよう星は、ここ"
今、私は孤独...
完璧にして
嘘を調べて
[永遠の囚人たち]
愛を続けさせてよ
最愛の人...
"あなたが
彼女を愛しているように
私のことも愛していたなら"
いつも、探してる
何か浪費するもの
あなたが私にぶつけた
憂鬱な日に
無限の迷宮に行き
そして、尋ねるの
"私の人生って、何?"
...私は真剣よ!
背後から聞こえた悪魔の声
あなたの流れ星は
揺れて、きらめく
夢にも、思わなかった
こんな朝が来るなんて
ねえ、戻してよ
あなたと笑いあってた場所へ
ねえ、何故なの?
私は理由を知らない
何が私を正すの?
欠けてるものなんか、何もない
あなたと溶けたい
でも愛は、死んだ
いま、"未来がない"!
まるで
さ迷う羊のよう
月が照らす染み
連れ去られる愛
"約束は何処にあるの"
痛みなしじゃ
まだ、十分だと感じられない
放っておいて
でも、決して見捨てないで
...ああ、あなたに届かない
私は知ってる
これが最後のとき
誰かが、私を愛してるというなら
何故、私は泣くの?
そう、破壊するかもね
空を見てよ
そこここに蔓延る雲
濁った黒い雲
わからない
これから
行くところなんて
Imitation Moonを壊して!
猛毒でいっぱい
狂気の少女たち
ここに集まって!!!
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
翳りのない
日々だなんて
きっと
望んでも
得られない
迷いのない
日々だなんて
きっと
選んでも
つまらない
四ヶ月...
たった四ヶ月
今は
それが
総てでしかなくて
九ヶ月...
あと九ヶ月
愉しみにしてて
出会いは
運命
首を横に
振りたがる私を
宥めさせること
できるのは
君だけなの
いま
祈りは
美しく連なって
救急車のサイレン
酷く
怯えてしまうけど
直に、見据えるよ
まやかしは
要らない
肥えてゆくよに
入り込んだら
これが、最期の選択
...直に解るよ。
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恋が始まるのは
いつも突然
同じ世界を
違う景色に
変えた君の魔法
紙芝居みたいに
ゆっくりと
素敵な物語へと
誘って
光の粒、集めながら
ふたりは歌うの
三日月の夜
あなたと
おんなじ空を
見て
あなたと
おんなじように
笑える
あなたと
おんなじ星を
見て
あなたと
おんなじように
泣ける
気持ちが
ひとつになったときは
体が
ひとつになるよりも
ずっと
ずっと
嬉しい
馨っていて
未来の果てまで
この幸福が
絶え間なく
降り注ぐように
心から
そう祈って
私は
静かに
おやすみを言うの
その相手が
君だってことも
幸せ
だけど
口にしなきゃ
いけない愛も
いっぱい
いっぱいあること
忘れてた
恋が始まるのは
いつも突然
でもね
終わるのも
いつも
本当に突然なんだ...。
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手繰り寄せた愛
ひとりぽっちが
怖いなら
ちょっとだけ
傍にいて
ちょっとだけ、
ちょっとだけ、、、
空を切り裂く
鋭い雷鳴
あなたの真実は
ただの
目眩ましで
だけど
それさえ
愛しいとしたら
ここにいる
理由には
充分なはず
ひとりぽっちが
怖いんだよね
あなたの
爪痕
忘れたくないから
永遠に
この傷が
癒えなければいいって
今は本当に
そう
思ってるの。
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透明な夢で
忘れゆく歌
輪郭がぼけるたび
私は
ピントをずらす
そうしたら
今度は
別の誰かが歪む
役立たずな
人生のお荷物
ヒントより
正解を
「正解を!」
君は
追いつけないくらい
速くはやく
足早に
生きて、ゆく
及びもつかないくらい
遠くとおく
遠い現実へ
居なくなる
忘れたふりして
飲み干し
枯らせた
ねえ。
心臓の
奥から
湧き出る気持ち
あの日の
言葉
まるで
コラージュみたいさ
私の頭のなか
蠢いているんだ
継ぎ接ぎが
リアルで
より、鮮明な
私の人生
そのものを映すのさ
眠れない夜を
また
満たしてく
反骨心とか
エゴの塊だとか
ああ
だから、どうした
声に
成らなくて
闇が隠したら
今夜も
涙を流す時間
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生きることを考えても憂鬱だし
死ぬことを考えたって、憂鬱。
「入水自殺」って入れて、検索したら
死体が酷いし、苦痛も大きいから
やめたほうがいいって書いてあった。
周りに迷惑をかけない
自殺の方法って、ないんだね
生きるのも、死ぬのも、大変なんだね
もう、つかれた
...寝る。
P.S
たったひとり
たったひとり
わたしに触れて
だいじょうぶだって
それだけ
言ってくれたら
明日も、きっと
目覚めるのに
でも、いまは、何も
約束できない。
ひとりじゃ
こわくて
こわせない
だったら
こんなわたしは
いらない
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
目をつむっているのは、スキなんだ
現実なんて、汚いのばっかだし。
まぶたの裏側
綺麗な夢だけをイメージして
そのまま眠りに就くの
なんて、素敵かしら
目をつむっていたって、ね
君のことは分かるの
そばにいてね
ほら、君の吐息・聞こえる
君の温度・感じられる
瞳で見るより、ずっと
君はカッコイイよ
なんて、素敵かしら
目をつむるのよ、ひたすらに
とにかく、そう。
ここにある真実を隠すの
君の掠れた重低音
耳元で熱く。溶けて。
トリップしそうになる
夢見がちな細胞
一粒、一粒が
愛されたいと叫ぶ
ほら、聴こえるはず
目をつむりつづけていたの
...つむりつづけていた。
永遠に
永遠の
永遠な夢を思い描いてた
正面から見ることが
とっても、こわかったの
だから、ギュッて目を閉じて
息を止めていた
だって、見えないことに慣れると
見えすぎるのは辛いでしょ?
でもね
そうゆうときのほうが、多分。
より、リアルな真実を
映しだしているのね
ワタシが見たくない現実は
君の現実そのもの
さっきから
黙りこくったまま。
呼びかけにも返事を返さない君
不可思議な擬音
脳内のシナリオには
そぐわない進行
(あのコの匂いがする...)
あ〜あ。お芝居は終わり
ワタシは、もう。二度と
現実なんて見ないわ
目をつむりつづけるのよ
死ぬまで
死ぬほど
このまま、眠りつづけるのよ
「ぜんぶ。壊れていったの」
イメージの中だけでは
幸せになれなかった
ワタシは、満腹には、なれなかったわ..。
でも、いいの
涙をこらえるには
目をつむっているのが
ちょうどいいから
最後まで、ねえ
お好きにどうぞ
まぶたの裏側で
ワタシは君を想い
まぶたの外側で
あのコは君を想ってた
それだけの話ね。
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本当は
苦しくて
張り裂けそうだよ
本当は
淋しくて
仕方がないよ
散らかされたいよ
君の言葉で。
心を埋め尽くしたい
凍った冬の朝
かっこつけたいだけなの
死ぬ直前まで
だって
空はいつだって
そこにいるから。。。
空白が怖くて
泣きそうなまんま
だけど
私は誰の手も
きっと...
握らない
それは、強がりなのか
裏切りなのか
予感なのか
邪推なのか?
私には
何一つ
わからない
でも、いま
私に足りないもの
それは
多分...
[奥行き]だと思う