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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[156] ぼくのガラス
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ぱりん。





割れた





割れちゃった










大事にしてたのに
割れちゃった





美しくて
儚くて



何処までも

透き通って
見えた






僕をこんなにも
魅せた






絶対

壊れない自信が
あった






それなのに








それなのに





割れちゃったよ


呆気なく




粉々だよ


虚しいくらい











泣いてしまうのは
愛していたから



砕けても、なお
綺麗だから










僕をこんなにも
魅せる




まだこんなにも

魅せる






切り裂く音すら
愛しい






ぼくのガラスが割れた



ぼくのガラスが割れた

2007/09/12 (Wed)

[157] 白い旗
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どうしようもなく、
寂しさだけ押し寄せてきて

君を連れ去りそうになったら


この白旗をかかげて、
僕に教えてください。





僕は必ず助けに行くよ
助けに行くと約束するよ

約束すると此処に誓うよ



『君が愛しい。』

愛しい。愛しい。






やるせない程、
痛みだけが君を苦しめて

死んでしまいたくなったら


この白旗をかかげて、
僕に教えてください。





僕は必ず助けに行くよ
助けに行くと約束するよ

約束すると此処に誓うよ



『君が愛しい。』

愛しい。愛しい。






術もないくらい、
哀しさで心がいっぱいで

泪が零れそうになったら


この白旗をかかげて、
僕に教えてください。





僕は必ず助けに行くよ
助けに行くと約束するよ

約束すると此処に誓うよ



『君が愛しい。』

愛しい。愛しい。






現実に迷い込んで、
もう何もわからないくらい

胸が疼きはじめたら


この白旗をかかげて、
僕に教えてください。





僕は必ず助けに行くよ
助けに行くと約束するよ

約束すると此処に誓うよ



『君が愛しい』

愛しい。愛しい。






愛すべきあなたに、
何一つ

伝わらなかったとしても



愛すべきあなたが、
他の誰を

恋しく想っても





僕は必ず助けに行くよ
助けに行くと約束するよ

約束すると此処で唄うよ



『君が好きだ。』

好きだ。好きだ。

2007/09/12 (Wed)

[158] 雑音革命
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五月蝿い。五月蝿い。五月蝿い!



此の世界は、誰のものだ?


誰のものでも無い筈だ







御前等が、
其の汚い鼓動を侍らすのに

理由も価値も無いけれど





此の空気に
触れた瞬間から、


「君は君」であるからして




其の全てに
正義を抱いてくれなきゃ!




愚かだと言われることに
開き直るくらいなら、


此の舌、噛み切るよ














君の云う自由を
奴等は笑い、


国家が謳う平等は

護られることも無く。





強い者ばかり
美味しい肉にありつき、


君のような者は


除かれている





そうあるべきでないと、

誰もが理解っていながら



誰も君を庇わない




庇えない



















「君は君」と、何度言えば満足?




すり抜ける風の囁きは、
僕の仕業だけれど









遠い春が巡るのを
待っているの?



光が照らすのを

待っているの?














それでも。


そんな愚かな君が、

こんなにも恋しいのは





何故かなあ








鋭い眼光、

睨み付け





道行く雑音







成敗致す!











手を取って

剣振り翳して、






さあ

イマ走り出せ










邪を切り刻み、

何もかもを嘲笑う




そう

君こそ救世主

2007/09/12 (Wed)

[159] 自由
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何だかんだ

浮き沈み



色々あって。




まっくろな夜も

超えてきたけど










溢れだす

涙が



透明で





憎い!





切り刻めば

指から



真っ赤な血





痛い!









笑える





笑える!









こんなにも

自由で





身軽で





さびしくて





かなしくて。









不安で

たまらない

2007/09/12 (Wed)

[160] なんでもない日
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無理をして



思いっきり

笑ってみた









どうでもいいふり




めんどうくさいフリ










傷ついてないよ

って



素知らぬ顔で





我が物顔でさ。















だけど

すぐに




道を踏み外す




間違えるよ

いつも
















3月うさぎ達の


意気揚々とした歌声に
唆されて



躁を極めただけ










ねえ、あたしには

なんでもない日を
喜べるほどの



余裕なんて


ないよ



2007/09/12 (Wed)

[161] 決別
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切なさと痛みの狭間



燃え尽きた二人の影と

同化した売れ残りの愛







"選ばなければ善かった"








長い夢の終わりならば


ねえ いっそ すべて
笑い飛ばして







たとえ叶わぬ望みでも

わたしは


描いていたいから










描いていたいんだ

2007/09/12 (Wed)

[163] ナマケモノ
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ねえ、困るよ

期待されても
困る





結局は

裏切ってしまう 
だけだから





それでも

[人事を尽くして 天命を待つ]





騒ぎだす

ナマケモノの血





疼きだす

欲張りな自我





猫撫で声で
バイバイ(はあと


なんて





吐き気がする





ねえ

どっちにしろ
ラクじゃないよね

2010/01/11 (Mon)

[164] 行くわ
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もう、飽きたんだ
こんな日々には



退屈を凌ぐ為だけの
くだらない余興も

後悔から逃げて
ここに得た

安息も



次に待つのは、
計り知れない痛み



ますます
嫌悪に陥ると

知っていたのに



その場限りの嘘で
心を手懐けた



ただ、何も考えたくない
なんて言って。



進歩の無い夢ばかり
見て

叶わぬキセキとか
理想だけ

膨らませて



目を瞑ったまま
明日に落ちてゆく



もう飽きたよ、こんな日々



救われたいなら
這い上がるしかない

それが厭なら、
切り捨てるだけ



残酷な仕打ち



でも全ては
自分で選んだこと



もうこれ以上、

無力感ばかりを
増やしたくはないから



だから、あたし
行くわ



孤独を馴らすだけの
嘆きの一日は、

誰かが欲しい
24時間



だから、もう。

行くわ



つまらないって
嘲る行為すら

飽きてしまったの





あたし、行くわ...。


2008/02/08 (Fri)

[165] 賢者
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生きることに
不器用なのは



一体



誰譲りかなあ





他人<ヒト>より
ほんの少し


脆いとゆう





それだけのこと。










呑み込まれて
堕ちてゆくのは



とってもカンタンな

選択なのに...















いつも







いつも そうだ。











ソレは

朝と夜の関係










天使と悪魔が

交互に 殺ってクル










苦しめるだけ

苦しめて





傷つけて












泪する僕を

嘲笑<ワラ>っているのかい?










深いトコまで
落ちてって



あとは 君の救いを 待つばかり。














もう いいかい?





まーだだよ





もう いいかい?
















もう いいよ












なんにも 見たくない





なんにも 望んでない









なんにも







なんにも











見えない








要らない













そうだ!







吐いてしまうくらいなら

最初っから





拒絶しちゃおう!







一番 賢明な 僕の選択

2008/02/07 (Thu)

[166] 虚無の色
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気持ちに嘘なんて、つけない。



例えば、あたしが
此処から消えてしまっても

季節は待つことを
知らないし



あたしが何度叫んでも
誰ひとり

涙してくれることが
ないなら



この世界は、

左右されることなく
同じ向きに傾いてく

自由すら手に入らない
孤独の流れだと



認めてしまう気がする



優しさを言葉に例えるのは、

お互いを強く
必要としていたいから



そうしたら、きっと
二人は永遠になれると

夢のような未来を描いて



期待していても、

そんな自分に
恐れ多く感じ



もっと先の確証まで
求めてしまう自分が

途轍もなく、けむたいだけ



わずらわしいすべてが、

未だあたしを
繋いでるだなんて



そんな現実を認めたくなくて

ただの強がりを
云っているのかな



だけど、

こんなにも嘘に塗れた
現代で

たった一人
歩いてゆく自信なんて



何処にも無いんだもの



切り離されたとき、

心を操る糸が
切れたとき



あたしはどんな気持ちで

この醜い世界を
見ているんだろう



どんな終末を
期待しているんだろう



虚無感に覆われた河の中

あたし、もう
何処までも流され

消え去ってしまいたい



熱い幻の上、
この情熱の色を溶かして

もう、
[無]になってしまいたい

だけだよ・・・。



2012/04/21 (Sat)
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