詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
逃避の毎日
ボクを傷つけるものは
なんにもない
なんにもないけれど、
眠れない夜はつづき
ボクは自分
見失い始めてた
どうしたらいいのかすら
わからないのに
歩き出すことなんて
出来ないんだ
強くなれよとか
頑張れとか
大丈夫とか
容易くいわないで
偽善者は大嫌いだ
偽悪者な自分は
もっと嫌いだ
自由になりたい
『空を飛びたい・・・。』
矛盾だらけだ
わかってる
昨日云ったことが
今日には別のことに
すりかわっている
全部わかってくれとは
言わないけれど
たったひとつを知って
それが全てだと
思われたくないんだ
だから、黙ってる
一番利口で愚かな得策
現実を受け入れられない
あまりにも
冷たい
暗くて、恐くて
息が詰まりそうだよ
ねえ、
そんなボクを尻目に
君もまた去ってくんだ?
去ってくんだ...
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「闇に、喰われてしまいそう」
迷路を彷徨ってる
だけなの
孤独とじゃれあうのは
愚かなのに
哀しくて、
とても切ないな
つたない言葉で
慰めあって
真実と虚実は
麻痺してく
誰が本当で
誰が大切で
何を信じていいの?
わからない
でも決めるのは
自分なんだ
辿り着く果てぐらい
僕にだって
見えるさ
容易い嘘を信じる
フリをするのも
愉しいかもしれない
でも、
自分が壊れてく音が
するのが
わかるんだ
なんにも、
なんにもない
たったそれだけ
今、此処にある自分を
自分と認めるのが
怖いだけなんだよね
枯らすのは
簡単なのに
どうして、ねえ
幻影に
縋っているんだろう
ああ
堂々巡りだ
一時のヤサシサで
傷口舐めたなら
唯、光得た芝居
してるだけだ
きっとそうだ
だけど、
奪われたものを
取り返す必要が
僕には
ないし...
だって、もう
差し出せるものが
何処にもないんだもの
こんなにも
悲しいのは
此処で幸せになる術を
持っていないからかなあ
生きてゆくその理由を
定義する価値観すら
捨ててしまった
さようなら
ありがとう
風のなかに
吸い込まれるように
堕ちてゆきたい
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醜い男は、
ひたすらに
醜い思いを
ここに書き記した
蔑み、卑下する
その胸の内
どうやっても
知り得ないけれど
きっとみんな弱者
きっとみんな弱者
いつだって惨めなのは
自分自身ですよ
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殺風景な部屋で
あなただけ求めた
辿り着けない
眩暈の神秘
浮気心が導いた
結末
口にしてよ
言葉にしてよ
在り来たりな台詞で
構わないから
あなたの声で
終わりにしてよ
現世、
聞きたい音や
見たい景色より
識りたくないもの
触れたくないもの
ばかりが
溢れてしまった
そういう世の中なのだ。と
誰かは笑っていたけど
雷雨
荒れ狂う
黒模様の天気が
あたしを地獄に突き落とす
これは
あなたの心が見せた
未来
これは
彼女の全てが勝った
結論
ハラハラ、させないで
どきどき
ときめき
遠い魚の目で
泳がせないで
汚い常套手段に
また穢されて
骨を折るより
ここで
切り離してみるのも
いい
あなたが口にするなら
どんな残酷な言葉だって
ひとつ残らず
受け止められる
そんな気がするの
だから、早く
終わりにしてよ
ここで
何もかもを
破って見せてよ
いま、
あたしを生かすも
殺すも
あなたの今日に
委ねられてる
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さようならで
終わりにしてしまった
昨日から
まだ続いてた
夢じゃなかった
嬉しいような
ガッカリしたような...
僕は、何を期待してたのかな?
だけど、喜んでいい
本能が笑う
悲劇だと
嘆かないでくれ
乱れを直して
こんにちわ!で
始めてゆこう
続けてゆこう
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非難されるのは
いつも先人
時々 変人扱いもされる
だけど
称賛されるのも
いつだって先人だ
いきなり 天才扱いに変わる
言うだけならタダ
やるだけならタダ
ねえ 君は
そこで終わってしまうの?
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今、この一瞬が
あなたにとっては
すべてだから
辛いとき
泣きたいときは
どうしようもなく
孤独で
耐え難いものかも
しれない
だけど
一年後、五年後
十年後には
多くの思い出のなかの
ほんの一コマにしか
過ぎないよ
それは
取るに足らない
ちいさなもの
忘れてしまうかも
もう
覚えてもいないかも
ちいさなちいさな
1ページ
つまり
言いたいのは
目に映るものだけが
すべてじゃない
人はみんな
時間の流れとともに
成長し
何かを得て
そして何かを
失くしてゆくんだ
ねえ
いつかきっと
笑い話になるから
笑って話せる
時がくるから
そんなの
どうってことないって
強いあなたに
逢えるから
あんまり思いつめて
今を
見失わないで
あなたの道を
終わらせないで
ほしい
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不安になる
黒くなる
信じたい
信じたい、けど
やっぱりもう
駄目かもって
手遅れかもって
思う
不安になる
悪魔が囁く
突き進もうと決めたのに
揺らぎだす
"信念"なんて
呼べるほど
強くないよ
"夢です"なんて
誇れるほど
強くないよ
わずかな光を
見出せたと
思ったのに...
また失望、失念
こわくなる
黒くなる
わかってる
やるしかないんだ
けど
またやってくる
否定的な自分に
いま、ギリギリの攻防
それだけで
一日を
使い果たしてしまうの
ああ
不安になる
不満がある
こわくなる
黒くなる
こんな自分は
わたしだって
嫌い
それでも
ねえ
誰が
わたしのことなんて
愛してくれるの
ねえ
誰が
わたしのために
泣いてくれるの
空しい後付け
足したって
虚しいだけ
いったい
どうやって
幸せになれと云うの
人はいつだって
自分以外のことには
皆、無関心だ
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傷つけては、いつも
眠れぬ夜
ひとり後悔して
涙をこぼしていた
すべては後の祭り
捨て去ってしまえたら
きっと、楽になれると
信じたくて
愚痴をこぼしていた
でも、すべては後の祭り
やること、なすこと
ダメになる
隠せない
後ろ向きな自分
人を避ける癖に、
孤独は寂しくて
心細くって
ひたすらに、ただ
逃げている
ああ
何もかもを変えてしまいたいと思うし
変わってゆくのが
怖くもある
それが本音で
思い切って、
さらけだした本心に
また心を痛めて
なかったことにしよう
なんて
ひたすらに、
逃げているだけ
待っているだけ
いつも、いつも
いつも
後の祭り
言葉にしなきゃ
人には何にも
伝わらないのに...
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哂われる現在より
潰される過去より
後悔を背負った
未来より
あいがほしい。
確かなものが、何処にあるの
きみの祈りは、
何処へゆくの?
選択肢は消費され
空がぐちゃぐちゃな
色彩を
再現している
きみは
ときどき
夢を魅せる
破天荒な
虹をつくる
ねえ
同じ日は
二度と来ないなら
気まぐれでいいから
わたしを抱いてよ
例えば
突き進む先に
答えなんてなくても