音の波は、無抵抗な私を浚う…

何度も何度も。浚ってゆく…

''溺れる黒''

鍵を壊したら、夢も崩して

何もかもすべてを

やり直したいと願った。

あなたは、いない

もういない…

君は気づかないだけ
鍵穴を覗いてみて
いま、私は君になら
微笑みを返せるんだ

君は気づかないだけ
気づいてないふりをしてるだけ
いま、私は君になら
ぜんぶ。あげちゃってもいいよ

「ないものねだり」が
自分を見えなくさせた

君の悪いクセは、
明日が無限にあると
思っているところ。

今日こそは、が合言葉…

そして、いま

やるべきことは
もう目に見えている

もし、すべてが
幸福に繋がってるって

道筋で
ちゃんと見えたなら

みんな努力を
惜しまないと思うのに。

あと１回の追い込みが
いつも、いつも

いつも辛い

欲しいなら
まずは、与えなきゃ！

なんて

知ったかぶって
自分は安全な檻の中



自堕落な感じ？
どうでもいい空

...だって、もう

白紙には
うんざりしてるんだ！



散々、傷ついて
泣いてきたつもり。

でも、思い起こせば
私はいつも

ナイフみたいに尖ってた



痛いことは
したくないと言って。

疲れることに
疲れた、と言って。



自分の心を
居心地良くするために

刃のような気持ちを
外に逃がしてた



ねぇ、こんなの
急なことじゃない！

塵もいつかは

積もって
山になってしまう。。。



檻の外には
自由があるけど

誰も私を
守っては、くれない



そう。これは

考えること
向き合うことを

避けつづけてきた私に

与えられた
試練なんだ



そうして、私は
私を守るため

また、ナイフを研いで
自分を壊す



『海で窒息、陸で過呼吸』



言葉の中に
埋もれたまんまで

眠るように
死ねたなら、

いいのに...



生き方の正解
なんて

何処にもないから

切なすぎて
苦しいのかもね

ねぇ

わたしを、ぜひ
きみだけのものにしてみてよ

いろんなことがありすぎて
いろんなことが、霞んでく

現実は、いつもひとつじゃないよ

わたしたちは
あまりに愚かだったね



ねえ、どうする？

きみが信じて
疑わないソレが

本当は、目隠しの中の
暗闇なんだとしたら。



きみは、どうする？



信じて決して
疑わないソレが

本当は、

誰かの作った
嘘なんだと気づいたら...



ねえ

行動をするなら
きっと、今なんじゃない？

彼の言葉には、ちょっと
いつもほんのちょっと

毒があるから。

目をつむったら
まぶたの裏、星が流れて

セツナイことばっかりを
思い出してしまうの



でも。

寂しいなんて
云わないよ、今は。

苦い心に溶かす角砂糖...

妄想のフタリなら
ためらわずに笑えるのにな

飛び跳ねて、いつも
笑ってるのにな



そうっと声、重ねて
密度の濃い空

今度は少しハミングしたいよ

ここにしかない夢
一緒に奏でたい

ほら、ここにある想い
ぜんぶ伝えたい！



そうして

妄想のトゲは
初めて抜けて、

彼は本当のわたしを
見つけてくれるかな？

来年は、現実のあなたと恋をしたいの



本当のあなたと
本当のわたしで

仕草や表情、
言動のひとつひとつ

髪型、服装、思考も嗜好も...

彼のなすことすべて
ひっくるめてすべて

それはもう！

ありとあらゆる変化に
いちいちトキメいて

いちいち揺れ動いて。

好きすぎて
疲れちゃって

自棄になったりして...

"もう、どうでもいい宣言"！

でもね
目覚めたら

ほらね、元通り。

彼の姿見れば
本能は再燃するよ

恋って、そういうもの
愛って、そういうこと

結論は、
いつもそれ！

君が好きすぎるんです。

君が、キラキラ
しすぎてるんですっ！

お願いだから、もう
これ以上

カッコよくならないで

ドキドキしすぎて
死んじゃうことって

もしかしたら
あるのかも

しれないから

繰り返す堕落
まだ、疎ましさの中に居る

腐敗してゆく心
刹那主義

ぜんぶ、ジコマンゾク



繰り返す悪夢
涙の後は、虹になる?

なんて

反吐が出る綺麗事
本当は、何もかもがキョジツ



何処まで行っても
暗い、暗い道

何を選んでも
辛い、辛い未知



痛い痛い、ことが
したいしたい、と笑い

ふたりは祈るけど
所詮、急ごしらえだ



それでも、人は
それを無意味だとか

遠回りだ、馬鹿げてる
って言うんだろう



どんな雨も、やがて
大地を潤すみたいに

本当はまだ
信じたかったんだ



信じたかっただけなんだ



君のその鎖骨が
いつも、明日を魅了して

夢想の夜を思い出させるよ



危険なリアル
もっと、もっとリアル

同族嫌悪のような
諸刃の愛



いつか貫いて、君を殺せるかい?



今夜は

難破船に
乗り込んでいく気分だよ

もしも 朝じゃなく
これが白夜の最中だと したら...

もしも あの信号が
自分にしか見えない
緑でありつづけると したら...

もしも この前へ進めぬ
醒めた現実も

景色が変わらない
というだけの錯覚だと したら。