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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1703] 
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


なかなかの出来栄えで
満足もしてられない

過去完了な愛より
現在進行形の恋に、王手!

しきつめて並べた
イマイチな嘘の罠

四面楚歌くらって...

このまま、いっそ黒になれ!

言い訳なんか
聞きたくないの。

行為に変えてよ
議論の前に

日々、光合成...

色濃くなる夢...

あの日の「必勝法」は
今じゃ、とんだ茶番!

超えてみせてよ
口先じゃない愛で

もっと色々、見せてよ
サルとは違う進化を。

なかなかの出来栄えで
陶酔は、してられない

望むなら遥か彼方まで
種ごとブッ飛ばして!

素敵な愛撫で発展...

交差して
交差して




2013/02/16 (Sat)

[1704] 応答セヨ!
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最初から、上手くはゆかないさ

わかりあうことが
こんなにも

気持ちを遣うことだというなら

僕らなんて。
まだまだ足りなくて、

当然さ

繊細がときどき
仇になる日は

こっそり耳打ちしてね



「君の目」にこの空は
どんな風に映る?

質問の回答を
ひとりで想像する...

黒一色
紺碧

たまに、真っ赤だったり。

奔放なその生き方が
羨ましくなる



「君の目」にこの僕は
どんな風に映る?

午後の予定を蹴って
ただ、君に懸ける

何でもいいから
答えにありつきたくて

我が儘は、毎秒1フレーズ。



最初から、上手くはゆかないさ

わかりあうことが
こんなにも

気持ちを遣うことだというなら

僕らなんて。
まだまだ足りなくて、

当然さ

愛し方ときどき
不安になったら

ちょっぴり目配せしてね



2013/01/14 (Mon)

[1705] アリス
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鉄格子の隙間、感じた視線…

きみの天使か?
ぼくの悪魔か。

いつか見た白い兎は

懐中時計なんて
持っていやしなかったのさ



シェイク、シェイク

右手と左手で
こんにちわ

握手交わすたび

ふたりは
ライバルになるんだね



兎は焦ってなど
いないけど

きっと、亀には勝つのだろう



シェイク、シェイク

誰かは
まだ覗いてる

虚しさの中の
不安に憑かれてる



愛想よく平和語る右手と
刀隠す左手…

世界は、いつも不条理!



シェイク、シェイク…

もういい加減
ここらで忘れちゃおうよ、

昨日のことは

水に流せたなら
やり直せるよ



だって、アリスは思ったはずなんだ。



でかくなったり
ちっちゃくなったり

そして、彼女は
生まれて初めて

普通の大切さに
気がついたはずなんだ



2013/01/16 (Wed)

[1706] きっとね。
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錆びた思い出
大切にしてたって

仕方がないわ!

"いま、この瞬間"を
磨くことが大事。

積み上げたら
きっと、

それが"らしさ"になる

いつか
取って置きのあたしを

作る...はず!

2013/01/19 (Sat)

[1707] いつもの服
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私たちは、裸じゃいられない。

今日もまた
理性という服を着て

いつもの顔をして
いつもの街に出て
いつもの顔に会い

いつものことを、する



私たちは、裸じゃいられない。

今日もまた
常識という服を着て

いつもの顔をして
いつもの街に出て
いつもの顔に会い

いつものことを、する



大人という服を着て
見本という服を着て
既成の服を着て

「いつもの私」になる

ここには、
見慣れた服じゃなきゃ

認めてくれない
人ばかり



あぁあ
私たちは、裸じゃいられない。

だから、今日もまた
服を着るしかない

着こなせない服を
似合わない服を
大嫌いな服を

みんなとお揃いの服を。



私は、訳もわからず
ただ着させられる

いつもの顔をして
いつもの顔をして










2013/01/20 (Sun)

[1708] 日和見主義
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戸惑い、かなしみ、傷つき、それでも。
あなたを嫌いにはなれなくて

明日を想うたび、心が震えた

泣きそうに。まだここで
わたしは、待っているんだ


2013/01/23 (Wed)

[1709] səspékt
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長すぎる夜に
爪を噛んで

シーツにダイブした…

あてもないって
多分、こういうこと。



色のない未来
これから塗っていけ

なんて

絵の具もないのに
意地悪な神様



朝の光、眩しくて

あたし今にも
飲み込まれそうで

必死に掴んだその腕が

ただひとつの
道標だったのに



寄り添って
傷口、曝け出して

また痛めて苦しくて
泣きたくて

でも、泣けなくって。



愚かすぎる日
憂鬱の波

ここに存在することさえ
恥ずかしくて

とても怖くなるけど



それでも
春はやってくるから

ねぇ

それでも
求めてしまうんだ…

生きるって
多分、そういうこと。


2013/01/30 (Wed)

[1710] 幸せになれない
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相手がいなきゃ。 恋はできない

空想だけじゃ。 食べてゆけない



空が疎ましい感じ どうしてかな

誰の言葉も 心を すり抜けてゆくの



ロクな奴がいない。 世知辛い、ツライ...

でも あたしのせいじゃない。

そうじゃない?!



空が悩ましい感じ どうしてかな

あたしの愛が 彼を許さなかったの



ひとりぼっちが寂しいのは

ふたりでいる意味 知ったから



世界を変えたいと思うなら

手っ取り早く、ジブンを変えましょ?



ねぇ 君がいなきゃ。 恋もできない

空想だけじゃ。 もう、満たされない



空が麗しい朝 本当のことは

ぜんぶ ここにあるから 心配しないでよ



相手がいなきゃ。 失恋できない

成功だけじゃ。 やさしくなれない



ふたりでいなきゃ。 ふたりがいなきゃ。

幸せになれないのに!



何を喋っても、ひとりごと...

愛を語っても、ひとりごと...



溜め息と同列 浮かんでは消える

あっけなく 吸い込まれてゆくよ、また



約束、果たせそうにない

忘れちゃったの

ちゃんと忘れるって 約束したのに



ふたりでいなきゃ。 ふたりがいなきゃ。



ここでは、幸せになれないよ

あたし



2013/02/02 (Sat)

[1711] ハードモード・ヒロイン
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満月の夜−

ひざまずいた貴方は
私の手をとって、口づけて

「僕だけのものになってください」と

少し照れながら
はにかみながら

低い声で、そう云うの。



私は驚いて、目を丸くして

頬をちょっとだけ
赤く染めたあとで

呼吸を整え、落ち着き払って
目を見開いて言うわ。

「ぜひ、王子様!」





…なんてね。





ゴミだらけの部屋

カーテンの隙間から
見える世界に舌打ち

あぁ…また、今日が始まる

これが現実だよ!



けったいな人生

でもそう
まだ、やる価値もあると

自分に言い聞かせて
眠い目をこすって

ただ働くだけ



ねぇ、あたし
夢を見なくちゃ、生きてゆけない

でも夢だけじゃ。

「夢だけじゃ、足らないの」



愛のない未来がチラついて

目の前、行ったり来たり
留まってみたり

分かっているけど
やめられないよ

もう、引き返せない!



人生はいつもハードモード

産み落とされた
その瞬間から

試練が始まるの

そして今更になって
やっと、身に沁みた

“世界は不平等”

どんな奇跡も
ケースバイケースで片付いて

はいサヨウナラ



あぁあ…また、今日が終わる

あたしはこの24時間
何をしてた?
何を生みだした?

あたしに何ができるの

一体、何のために
ここにいるの?!



さながらヒロイン
限りなくヒロイン

それは、ハードモード・ヒロイン

うつろいゆく
花のようにセツナくて

ときどき、無性に泣きたくなる



でもせめて、せめて
いまだけは笑ってて

縋りついていて

みじめでもつらくても
その手を離したら

今度こそ、負けてしまうから



人生はいつもハードモード

選択肢なんて、ない
スキもキライも関係ない

お馴染みの夢オチ

涙をぬぐって
また、這って生きるだけ

本能で鳴けばいいよ

時には妄想も必要だって
甘い言い訳、遊ばせながら

2013/02/06 (Wed)

[1712] 探究心
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揺れる、黒いひと…。



正体突き止めたら

もう二度と
会えないと識って

探究をやめた



どうしようもない

有り余る愛

触れてほしくて
鍵を投げる



何度でも
何度でも

君は、失くす



明日もしも
世界が終わるとして

…どうでもいい。



心のブレーキ

壊れたまんまなんだ



ちっぽけな痛み
ちっぽけな、ワタシ

歌うように
泣いてみたいけど



縋ることにも
諦めることにも

エネルギーは必要だし?



切り札のように
並べた選択肢

”ジョーカーはどこでしょう”



そうさ

選ぶのが怖かっただけ

そして、いま

現実に出遭う日が
やってきただけ



虫のいい話だよね。



都合よく

君はやってきたり
しないし

思算通りにいくなら
苦労だってしないよ



祈ってばかりじゃ
叶わなくて

報われるために

笑うわけじゃ
なくて



夢だけで満足できる
お年頃でも、ないんだ

実像や言動は
まやかしより強い



後悔より感傷より
すべきこと

幾らでもあるはずで

今すぐ駆けだして
本当は、引き止めたくて…



終わりより
始まりより

大切なのが過程なら

あのときの言葉にも
きっと、

意味があるよね?



走り出す足も
掴み取る腕も

前を向く瞳も

…ここに、まだある。



雨に濡れたっていいや!

だって、晴れたら
虹が見えるから



”飽くなき探求心”

何度でも
何度でも

自分なりの正しさを
ここで見つけたい



2013/02/08 (Fri)
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