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快感じゃがーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[378] 第六感
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空が落ちる前に
真実を告げようと決めた





気紛れじゃないさ





それは
サダメとも云える





貴女の
望む言葉を

僕は好きになれない





それだけのことで





二人の行方は
とうに知れていた筈





終わりを/欲しいと/
強請ったのは





真夜中の余興?





君の演じ分けにも
もう

うんざりしている





世間は
認めちゃくれないよ





心もなき





紙の上の戯れ言
なんて





貴女に
言えた台詞か?





僕には
癒えない

台詞だ





意外性は
時々

挑発的さ





雀の子等
啼き出す前に





はやく





なんにも/言わずに
出て行ってくれ





嗚呼





後悔が美しく
走り去る





あんなに
無駄と思えていた

突起物/も





いざ
廃棄するとなれば





話は別なんだよ





空は多分
ずっと

其処に有るから





この真実は
誰にも





語られぬ儘





騙られぬ儘





ピアノの調律は
得意だったよ





白と黒に
いま


賭けてくれ





もう/嘘が恋しい/なんて

二度と





言わないでくれ





世間は
認めちゃくれない





心もなき





紙の上の戯れ言
/なんて


2008/01/07 (Mon)

[379] Mr.クレパス
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貴方の声が
聞こえて


裸足の儘





家を
飛び出した日から








記憶が無い












途切れた夜と






言い訳なら
成算も

在るけれど










正しい理由は
あの日に



置き忘れてきて

しまった















Mr.クレパス



唯一
繋げるのが



君だけだと、したら










こんなにも
嬉しいことは

ないよ










不器用者が作って
見せた

歓喜の詩





今日

街中を
埋め尽くして居るから












寂しくないね
もう





思い出は亡いけど

もう















異物呑み込む
勇気より


異物に飲まれて、逝く

潔白










多分。
認めて欲しかった











そんな
些細な誘惑も


擦れ違い、互い違い





正論のぶちまけ合い



哀しくて












Mr.クレパス



今だけは
そっとして居てよ










夕暮れに浮かべた
泪は

きっと



許しの懺悔じゃなく

明日への補充










揺れる桜色


己惚れに脅えた
素面の

貴方に





私の精一杯を
注いで

あげたい









だから
停めないで


ふたり
何処へ往こうとも


寂しくはないのよ

もう








好きな時
貴方が

GLASSを割れば好い


唯、其れだけのことなのよ

2008/02/06 (Wed)

[380] ブラクラ
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正体の判らぬ物に
心乱される刹那さ


君が振り解き
しなやかに自堕落


いつの日か
夢は現実を捉えた


不意にした誘惑
あたし未だ憶えている


手触りに侍らせて
今夜

君だけの為に詠うから


所詮だなんて
云わないで


狂わせないで


昂ったままの好奇
酔わせたら


君だけの為に詠うから


行きずりの
後悔は戯れ

あたしを相手にして


君だけの為に生きるから


凝った愛より
急ごしらえでも

処置したい


君だけの為に詠うから


正体の解らぬあなたが
一番畏れてること

識っている


あたしの中へと
闇を葬る日


縁起でもないこと
云わないで


狂わせないで


止めないで


早く淹れて欲しい
夜は何度でも

あたしを
誑かす

あたしを
誑かす

2008/01/07 (Mon)

[381] 成層圏
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繋げていたのは、
昨日からの無知



音もなく



あなたは
ポケットに手を滑らせて






早く

もっと早く
走れていたら



二人は凶器に
成らずに


済んだ






啼き出しそうな







酷く濁った
惰性を


連れて






今日も
また



ずるずると






陽は気丈にも身を削る






もし
求めていたら



あの時



確かな答えを

君は
くれたかい






臆測の上に
並べる



その手の
質の悪い話が



私は
苦手だから






君のようには
出来ない



いつも






器用な風では
居られない






独りぼっちが
厭だと



喚いて






梅雨を
避ける為?






遠回りで向かう明日






如何にもこうにも






我が儘な自分を
欲してしまうけど






気張るなよ



溶解度






いよいよ
公式が


役に立つ日が来るなら






あの
透明な月



攫うのは君






待ち侘びていたんだ



麗しき欠損






誰かの為って
理由は



時々
厄介で






勇気が要るものだから






あんまり
責めないでね






臆病な魂は



日毎
益してく怠惰で






混み合ったまま。






還れない

2008/01/07 (Mon)

[382] 抗体
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傍観は美しい





小声で
交わした

約束も





今は散って





そこはかとなく
湧き出る



無に似た
感情





泳ぎ





「少し、邪魔するよ」





しゃがんで





ハードルを
超えてみた





「想いのままには、動けない」


二人





じれったいけど



それは
当然のことにも


思えて





巻き髪に
絡める


赤い毛糸も





笑って





丸で
無かったことに


「変えよう」





瞬きすらも
見落としたくは

ない





手探り途中の
束縛は

心地好く








際限を知らずに





溢れ出して





互いの影まで
溶かして

ゆくよ





黒猫は
「みゃあ」と鳴き





私は
「きゃあ」と泣き。





今日は始まるよ





また

今日が始まるよ


2008/01/07 (Mon)

[383] 宵の口
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気兼ねなく
乱れなく





あなたに伝えたい





迷いなく

余すことなく





すべてを伝えたい





街灯の下
照らされた


憂鬱





雪の色





ぼくは
何時になく


嫉妬して





止め処ないんだよ





後悔が正体





きっと


君なら
泣けるだろう





赤い海に
呑まれた



ほんの少しの

"汚物"





盲点が要点





二人は
さざなみ





きっと


君なら泣けるさ





必要なのは

儚くも尊い
"瞬間"




2008/01/07 (Mon)

[384] 葡萄色の朝
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夜通し、
[彼]について

考えてみたら



いつの間にか

[過去の人]に
なっていることに

気づいた






今朝は、
[疎いあなた]でさえ

腫れた目を覆う
前髪

指摘する始末で






指し示す
[盛者]

現在は、
[在りし日の栄光]と化してゆく・・・






滑稽だわ!






ねぇ。

如何したって、
時間は

過ぎてゆくから



無情にも






多分
きっと、そう

あたしが
明日を拒んでも



あなたが
生を恨んでも

日の出が
すべてを

此処に集めてる






数合わせで
終わるのだとしたら、

こんな苦労も

意味のないことのよに
思えて・・・






独りぼっちが怖かった。



ただそれだけの、
本音が



強がりに
すり替わっていたんだよ






葡萄色の朝





2012/04/26 (Thu)

[385] 拡張子
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浚われたい。



願う日に





肝心な声は
届かなくって





添付してもいい?



本当の声を





丸ごと
あなたに

壊して欲しい


2008/01/07 (Mon)

[386] クライシス
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歪んだ二人の結末

似ても似つかぬ代物に
酔い痴れたフリで

溺れてみたり


涙とか笑顔だとか
人並みな感情

それらしく纏って
身に着けてみたり


苦味に押し潰されそうで
けれど心は艶やか


本能を鏡に写したよな

快晴と呼ぶには
相応しくない

気持ちの果て


夜は堪えている


蓄えた光も
憂いも

迷いですらも


今此処に

認めるべきものと
したら


君が選べば良い


はらはらと
舞ってく

落ち葉の中で


時代錯誤の波が
やがて

愛すらも

襲う様だよ


歪んだ二人の結末


二人のみに
許されていたんだ


そんな結末


神はもう居ない

2008/01/07 (Mon)

[387] 秘め事
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淀んだ瞳
魚の口



繋いでもいい?



一人は
寂し過ぎる



早めに云ってね



蟲の居所
悪い日なら



もし
疎ましく思うなら



死んでも善い



望んで迎えた
筈の

今日の終わり



昨日は
何も

無かったけれど



君は
笑って居たから



振り出しに
戻すことにしよう



きっと
呼吸も楽になる



咳払い一つで
気遣い合える

この國で



我が、儘な
生き方を崇拝



ちょっと
真似てみたり

するのさ



異端と呼ばれても

そう



確実に
色は

雑じりあってゆく



分からない顔
もう疲れた



純情ぶったって

そう



間違いないの



振り出しで
いいから



もう一度

楽にさせて




2012/04/20 (Fri)
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