詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
今日
あたしにとって
至極普通で
なんでもない、
日常のなかの
いつも通りの
変わらない24時間が
誰かにとっては
本当に特別で、
その他の
364日よりも
とにかく重要で
ハッピーな一日、だったり
するのかなあ
なんて
そう思うと
なんだか、不思議だ
一秒たりとも
無駄なものはなくて
その一秒は
誰にも平等で
だから、
あたしは
この一秒を
真剣に受け止めて
どんなときでも
真剣に生きていく
必要が
あるんじゃないかって
そう、思ったらば
ちょっと
泣きそうになりました
夕日の加減が、
余計に泣かせました。
地球は、
誰の為にも回らないこと
思い出したら
今度こそ、
笑えるね
毎日、誰かの誕生日
明日、
あの人に
大好きだって
伝えにいこう
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今日が
もし
世界の終わりなら
いますぐ走って
きみに愛を
伝えにゆけたかな
だけど
答えはつかめそうで
いつも
つかめないよ
不安のあとの
小さなやさしさ
心にまとって
生きてゆけたら
いいのに...
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きみを
ほんの少しだけ
疑ってしまった後で
なんにも言わず
手を取って
走ってみた
走って走って
終わりのない
夜へと
ああああ
また
舞い戻ってゆくんだ
祈りは
いつも
掻き消されるんだ
罪悪感を濡らす雨
止まないで
永遠に。
そう思った
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君になら溺れたいよ
君になら
溺れたい
今だけが
すべてのようで
だけど
そうじゃないって
知っているから
急に心許なくて
未来なんて
どうでもいいって
二人で
ただ
キスしてたいよ
未来なんて
どうでもいいって
僕の目を見て
そう
言ってよ!
それだけで
いいよ
それだけで、いいよ
それだけで
いいのに
君は
気持ちをくれない
僕には
くれない
くれない
くれない
僕には
くれない
きっと、くれない
かなしくて
かなしくて
泣きたくて
泣けなくて
君は
僕には
気持ちをくれない
かなしくて
かなしくて
泣きたくて
泣けなくて
笑いたくて
笑えなくて
君じゃなきゃ、いやなのに。
君は
僕には
気持ちをくれない
わかっているけど
諦めきれずに
空は
暮れない
ずっと暮れない
宙ぶらりんな月
君のため
だけにある
この空
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取り敢えず、
太く短く!
それが目標かなあ
長生きなんて
しなくっても
よくて、
お金持ち
にも
なれなくて
いいや
色んな人から
モテなくても
いい
たった一人
愛し愛せる
ひとがいれば、
それでいい
その人の為に
生きて、
その人の為に
ご飯作って、
その人のパンツも
洗濯して、
エロ本も
見て見ぬフリして、
掃除して、
たまに一緒に
お風呂入って、
子供は
3人くらい産んで、
悪いことしたら
ちゃんと叱って、
だけど
良いときは
とことん
褒めてあげて、
そんな風に
毎日過ごして、
そんな風に
歳を取って、
いつか、
昔を振り返るとき
なんだかんだで、
幸せだったなあ
って
そう思えたら
いいな
そう思えれば
いいや
『当たり前の幸せ』、で
私は満足
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恋人、と
呼べないまま
ずるずると
時は過ぎて
ふたりは
いつも
心細そうに
何処かを
彷徨っていて
曖昧な日々の
途切れた
路のうえ
ひたすらに
なぞった
痛みと未来
そばにいてね
離れないでね
ただ、泣きたくて
手を伸ばしていた
冷たい
今日の頂点
あなたの指が
また
戸惑いを解き
わたしを
裸にさせる
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切なさに
泣き出しそうなのを
こらえて歩いた
冬の帰り道
まだ憶えてるよ。
温もりも
キスの角度も
だけど
もう
駄目なんだね
弾け飛んだ愛情
見つけた日
背中に
抱きついて
夏の初めを識った
西日が目に沁みた
瞬間は
ふたりして微笑んで
3ヶ月目の
記念日
祝ってたのに。
帰れないんだね
そう
きっとゴールなんて
多分
ここにはなくって
いま
後悔のなかに
芽生えた
はじめての気持ち
素直になれたとき
あなたは
居ない
伝えたいあなたは
もう居ない
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ざわめきとひらめき
ちょうど重なる頃に
"ピーチフィズ"
捕まえてよ
見当違いでも、
いいから。
"そんなに上手くは、ゆかないものだし"
はじめから、
言い訳
聞きたくなかったな
ねえ
終わりは、
きっと
止められなくて
だから
後悔も
していないけど
独占欲のなかで、
埋もれて死ねたなら
"本望よ"
なんて
本気で言ってみたかった
運命なんて、
子供じみてる
だけど
本気で、信じていたかった