詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
連鎖で埋もれて
なんかもう
憂鬱で
連鎖でまた消して
明日はもう
近い
天気予報を
当てにするのは
止めたの
裏切りのトラウマ
芯が
折れちゃって
空は気紛れ
時々
泣きそうだけど
痛みだけでも欲しいよ
いつでも
貴方と
繋がっていたいから
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経験が欲しいだけなら、
手っ取り早く!
自分を売れば、
それで好い
だけど、
過程とか
気持ち、とか
些細なことにも
揺れていたいなら
大切にしてよ
「こんな世の中」
だからこそ
それは、
きっと
価値があって
素敵なことだと
思うよ
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ピンクのラヂオ から 流れる
"あいのうた" は
どれも 薄っぺら。
なんか解るけど
どこか 痛くて
すごく泣ける のに
空しさは 残る
あー
「やさしさに 触れて みたいな」
弾けては 消え
消えては
弾ける
気まぐれな シャボン玉
膨らますのは
だあれ?
黒いヘッドフォン から
聴こえる
"重低音"が
きみの 声に重なって
涙 溢れだした
愚かだと 識ってるから
ボクら 恋するんだ
そうだろう
ねえ
「も一度 信じて 飛び込んで」
口ずさんだら
きっと!
アタマから 離れなくなるから
きみに 幸せ!
分けてくれるから
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「常の中に、見出す神秘。是、重要也」
彼は、そう云った
最後まで真摯で、
素敵だった
誰からも愛されてて
尊敬されてた
然れど、
誰しもが彼のようには
成れず
所詮は、雲の上の御人。
完全に出来上がった世界で、
勝者と敗者は
決まってく
それは、
止まらない必然
僕が選ぶのは、
外れ籤ばかりで
そして、また一人
彼を目指す
あなたの為の
踏み台の一部、となるだけだ
誰を憎もう
こんな世界にしたのは、
誰なんだろう
知れている
だけど、
信じたい
僕だって、
流れ星に
祈りたい
彼らが讃えるのは、
その功績で
それがなければ
彼は無名だ
けれど、
そう在れたのは
あなたの
心の強さなのだと
この気持ちを
愛しさに変えて...
ニュートン
君の法則は、
僕を
縛り付けていただけ
かも
しれない
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孤独は目一杯
痛みまで、手一杯
吸い込まれて
溶けてゆくだけの
明日に
君は一体、どんな夢を見ている?
虚勢も賢いよ
渡ってゆくだけなら、ね
けれど
その先に
未来は、ないだろう
ねえ
人を蹴落として
愉しいかい?
嘘吐き、と云われても
悪魔だと
いわれても
己の利害が、大事かい?
満月は、もう来ない
満たされない
満たされている、ようで
日増しに
欠けてゆく
あの月は
何を思って、
僕たちを照らしている?
くだらない、と
批判するより
大事なことが
もっと他に在ると
気づくべき時に
心は、
蓋をしている
そして、
結局
逆戻りさ
靴の踵で
現実を叩いて、
悪口を叩いて
自分を叩いて。
利害、より
大事なことが
もっと他に在ると
知るべき時に、
頭は
痴けたフリをしている
汚染された世界に、
その光を映して
いつの時代にも
変わらぬ顔で
日増しに欠けてゆく
あの月は、
何を思って、
僕たちを照らしている?
ねえ
君は一体、どんな夢を
流れ星に
祈っている?
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新しい朝を待って
壊したい
確かに創造した
この両手
光に伸ばして
掴み損ねた
かなしみだけが
うわの空
いつの日か
解る時が来たら
その胸にも届くはず
痛みより
大切な何か
そっと
まだ眠る
祈りの部屋
ざわめき
漂い
蕾、濡らす雨
暗闇に佇む
迷子の流れ星
ふたり繋いで
内緒話が
いい
誰にも
知られぬよに
こっそり
鍵を
かけて。
生温い現実が
夢を
忘れさせた
懺悔をするだけ
昨日も
今日も
囲まれた嘘に
怯え
幸福は逃げる
はあ
溜め息の後で
冷たい瞳
何を映して
刹那
あなたは生きてゆくの
人の波が
あの日を連れ戻して
浚ったら
きっと
逢えない
誰かの夢
青い世界
心
影を落として
浴びる
言葉の矢
ひとり
涙にふやけた
結んだ赤い糸
解くなら
今のうち
明日
来る船に乗って
後ろの席で
じゃあね。と云うから
煩いサイレン
花枯らす
薬
目を閉じ
はぐれた
海底の貝殻
もっと繋いで
内緒話が
いい
誰にも
知られぬよに
こっそり
鍵を失くした。
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君があの日
惰性で以って
出した結論が
あたしには
気に食わなかった
それだけのことだよ
記念日だから
0:00を境に
今日でキレイさっぱり
終わらせるつもり。
マニキュアは
勝手に
剥がれ落ちてくものだけど
心の枠まで
君に奪われる
気がして
そうしたら
もう
如何しようもなく
溢れ出して
歯止め
効かなくなりそうで
怖かったよ
そして夜の淵
苦汁に浮かべた
リムーバーで
何もかも
すべてを
洗い落とした
使い捨ての
私は
パズルのような
そんな
ちょっとした
駒で
君の余興に
過ぎなかったけれど
この涙は
何処から来るんだろう?
この想いは
何処へとゆくんだろう?
ヤニに
混じった
味気ないガムの
粘質で
吐き気を感じたよ
麗しい窓辺
けれど
肝心なものは
口から出ずに...
掴むべき腕を
間違えた
かもね
ここに残された
行く当てもない
置き忘れの帽子と
君の
確かな遺伝子
ねえ
この涙は
何処から来るんだろう?
この想いは
何処へとゆくんだろう?
せめて
今くらい
枯れそうな自分を
励ましたって
許されるでしょう?
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一人 はぐれた ままの 世界で
掴み損ねた あなた 幻影
しらけた 夢 が
そっぽ を 向いて
今では 何もかもが 嘘の 騙しあい
紫色の
淡い 光の中
今日を そっと 終わりにする為
私は 私の手で 確かに
こう書くの
「王子様は お姫様を 選びませんでした」
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汚されぬ尊さ
汚れてゆける潔さ
交わらぬ強さ
雑じりあう、弱さ
きっと、
もっと
身軽で
居たいけど
凶器ばかりの世界では
それすらも
叶わない。
ただ、
黒は黒。
白は
白を歌い、
灰色は、
いつも
泣くだけだった