詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
ピンクのラヂオ から 流れる
"あいのうた" は
どれも 薄っぺら。
なんか解るけど
どこか 痛くて
すごく泣ける のに
空しさは 残る
あー
「やさしさに 触れて みたいな」
弾けては 消え
消えては
弾ける
気まぐれな シャボン玉
膨らますのは
だあれ?
黒いヘッドフォン から
聴こえる
"重低音"が
きみの 声に重なって
涙 溢れだした
愚かだと 識ってるから
ボクら 恋するんだ
そうだろう
ねえ
「も一度 信じて 飛び込んで」
口ずさんだら
きっと!
アタマから 離れなくなるから
きみに 幸せ!
分けてくれるから
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経験が欲しいだけなら、
手っ取り早く!
自分を売れば、
それで好い
だけど、
過程とか
気持ち、とか
些細なことにも
揺れていたいなら
大切にしてよ
「こんな世の中」
だからこそ
それは、
きっと
価値があって
素敵なことだと
思うよ
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連鎖で埋もれて
なんかもう
憂鬱で
連鎖でまた消して
明日はもう
近い
天気予報を
当てにするのは
止めたの
裏切りのトラウマ
芯が
折れちゃって
空は気紛れ
時々
泣きそうだけど
痛みだけでも欲しいよ
いつでも
貴方と
繋がっていたいから
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空の色 に 見蕩れて
つまずいた 後で
そっと 手を 握り返して
君 を 忘れた
庇い合うだけ の 日々
切なさの 味
ふやけた ままの 心が
冷たい風 に 震え
進歩 のない朝 を
振り切り 走ったら
もう 戻れぬ気がして
痛み で 引き止めた
無知で 謳歌した
そんなことばかり の
空っぽ の 季節
でも また埋めるなら
やっぱり 君とが 好い
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メトロポリタンミュージアムで
迷子になった貴方を
探すのは、むつかしいですか?
...存外、
あたしも臆病なのです
腫れてる左眼は、放っておいて
ねえ、
指折り数えてみたらば
もう何度目?
このゴッホ
あたしは、
やっぱり愚かなのですね
その時、少し心が
しゅんとした
「独り善がり」とゆう言葉が、好き
負け犬の遠吠えよりは、
痛まずに済むし。
そう
孤独を自由と叫ぶのも素敵
兎に角、
それを探すのは
このユメを叶えるくらい
難しい
でも、
一度手放したらば
もう二度と
あたしには微笑まないと知って
今更ながら、
涙が止まらない
あたしは、やっぱり愚かなのです
その時、少し心が
きんとした
ああ
箱庭で、動けない貴方
この愛で、
あたしが助けたい
ダイジョウブ
心配は要りません
今すぐ、この鍵で開けてあげます
大丈夫
だから、やさしくしないで
あたしは愚かなのです
愚かのままで、居させてください
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くたびれた現実より
真新しい
幻想?
かなしみの後の涙は
君のよに透明だね
識らない人の流れは
逆風の中の
レース?
一人じゃ
何にも
できないと
ねえ
嘆かないで
移り変わる
世界には
変わらないものも
必要だから
あなたが
あなたとして生きること
それは
何より尊くて
笑顔は
きっと
咲くでしょう
頼りなく見える
明日にも
一輪の花が揺れているから
薬は
もう
要らないね
あなたは
現実に生きている
水に溶かせば
痛みさえ
泡になって
消えてゆくから
涙は
もう
要らないね
あなたは歩いてゆけるよ
あなたは
現実に生きている
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言葉にしなきゃ
途切れてしまいそうで
こわくて。
言葉にしたら
いつか
嘘になってく気がして
こわくて。
結局は
沈黙のなかに
身を沈めて
自分を護ること
しか
できなくて
臆病な今を
どうか
好きなだけ
笑って
でも
辛いのは
あの日
凍らせた君の涙が
再び
溶けてゆくこと
なす術もなく
黙って
立ち尽くす僕を
君は
瞬きひとつせず
ただ
見つめていてほしい
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自分が
この世に
存在してることに
値札のような
レッテルは
いらない
私は
ここにいる
ここに生きてると
あなたが
叫ぶだけで
それが
証になる
意義も理由も
その価値も
きっといつか
大切な人が
教えてくれること
あなただけの
色で
あなただけの答えを
零れるほど
多く
スプーンで
すくってください
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本能が
血生臭さを
求めるんだろう?
殺し合いは
きっと、
終わらない
"平和呆け"
故に、
自分を殺す
私は
嗤うよ
そして
さあ、
いざ行かん
日の落つる場所は、
西
だぜ?
朦朧とした
意識の中で
呟くんだ
「男なら、
例え
溝の中でも
前のめりで死ね」
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明日を覗いた夜
ちょっとだけ
恥じらって
まだ
迷子でいたいと
静かに
指を解いた
かなしそうな顔が
心
突き刺したまま
あのとき
ねえ
君は優しすぎて
残酷な夢
現実も
時々は正しくて
二人は痛んで
涙を溶かし
声もなく
そっと
離れていったよ
それからは考えてる
ずっと
考えてる
君のことばかりを考えている
孤独は
たまに閃きをくれる
本当の愛は
まだ
解らないけど
何度も歩いた
この道も
何度も叫んだ
あの名前も
どうしようもなく
総てが
いつも
君へと繋がってた
今更
心は
とても正直に泣くよ
私が相応しくなれなかった
本当に
それだけの恋だけど
君が代わりに
言い訳
してくれたから
明日
もう一度
手紙を書くよ
澄み切った空の青
また
新しい恋も
始めようと思う