ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 新着順表示

快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[949] 赤い波
詩人:快感じゃがー [投票][編集]





幻想で捨て去って
アンチが騒いでる

母数が多いのだから
そんな日もあるよ。と





言葉巧み、百日紅

ちょっとの後悔で
片付けたくない

ずうっとそこに
立ち尽くしてた

痛むので暫らくは
一人にしてください





さよならを言う暇、さえもなく...





悲しみがあった
苦しみがあった

今日は、
その分輝いて見えた





すべてが好きとは
決して云えない

けれど

すべてを捧げて
生きる価値は、あるでしょう





あのとき飲み込まれ
渦の中

泣きそうで

誰かの背中には
永遠、と

書かれているのを見た





盛者必衰

それが
正しいことだとしても

それでも

暫らくは
酔わせていてくれませんか





本当に

本当に、嬉しいから...





生まれたとき
きっと、そうだったと思う

美談にしたい訳ではないけど。

生まれたとき
きっと、そうだったと思う





この声がずうっと
そこに、ただ響いていて

心臓が覚えていた
あの赤を忘れるなと

心臓が歌っていた





あの夢を忘れるな、と。




2008/06/13 (Fri)

[948] CO2
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



広がる世界
目を凝らして見ても
些細な真実に
躓いて、また痛む

此処にある夢は
叶わないものだと
認めたとき、
君は大人になるの?

星の様に
然り気なくそこで
輝いてみても

数多の光の中では
取るに足らない色
僕は、言葉を知らない悪魔

流れてゆく日常の
輪郭を忘れたままで
今、飛び立つんだとしたら

ちょうど鋭く尖った夜の
恐れも知らずに居た
あの頃のふたり

返事もない
リビングの隅で君は
まだ、落書きみたいな愛
大事にしてるのかな

空を見上げ
もう泣かないと決めた
強くなる為には
汚れるしかなかった

花を折って蕾を伏せた
黒い人を追いかけた
心が侵される前に
君は、うん。と言った

明日、ふたりは共犯なんだ

選べない道を
決められた道を
選ばれた僕は
選ばれた君と

もう一度
何かは語りかける

もう二度と
ふたりは

ふたりは


2008/06/12 (Thu)

[947] 末期
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




夜通し泣いて、腫らした眼





ピンクの空に
滲む

末期的五月病。





このまま、

枯らせば
楽になるかなあ





あなたがくれた、ゼラニューム





弱さを身につけ
笑うときには、

孤独の意味を忘れていられた





だけど


本当に
一人になってしまった今は





怖くて、強がる夢ばかり





繊細な音
胸の鼓動を浚い、


何だか

泣きそうになったけど





知りたい
その先に

触れられない指





今日、

また藻掻いて
溺れる朝





甘い詩、立ち眩み


潜在醜悪

被害妄想





どうして

ねえ





世界は、

あたしだけを
除け者にしようとしているの





このまま、

枯らせば
きっと





楽になるはずなのに





咲きたいと願うたび、

ここで
真実は濁ってゆく





本能の生、理性の死

幸福な愛が
在る

遥か、未来の場所





清廉な人

永遠に、恋


甘い詩、立ち眩み
劣等体勢





このまま、

枯らせば
きっと





楽になれるはず





それでも


祈りを遮る
卑猥な

悪夢





ここで、

心は
死ぬことを諦めず





知りたい
その先は

触れられない指





今日、

また藻掻いて
溺れゆく






2008/06/12 (Thu)

[946] 美しい恋。の結末
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




讃えよう

美しい恋の結末を










伝えよう

君が

どんなにか
苦しんでたこと















新しい朝は
独り善がりの窓

嘆いてたって
始まらない、と










小鳥のさえずり
光の眩しさ



人の声で
目覚める日の

素晴らしさ















祈ってたよ
今更

言い訳がましいね





愛してたの
心は



嘘を吐けない
















空は
色を重ね

いつか



君にも

辿り着くだろう





当てもない話だけれど










いつだって
思っていたよ

いつだって



想っているよ










これから
何があろうとも

君を嫌いに、



なんて





どうして出来るかな















流れ星に
願い懸けて



明日

伝えよう





あたしも

ちゃんと
苦しんでたこと















恋は痛み分け

お互い様だね





笑ってみせて

ねえ










えくぼが可愛いね















そのままで
ただ

そのままで










美しい恋。の結末は

いつも
美しくは





ないんだ、と



2008/06/12 (Thu)

[945] 白亜紀で
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



シンシな秩序が

壊れる瞬間

熟れた林檎が

落下を忘れた瞬間

窓辺の少女は

愛をうたうのに

笑いもせず

泣きもせず

振り向くこともしないんだ

愛しているのか

憎んでいるのか

それすら曖昧で

きっと誰にも見えない

そしてイマ

落としたこの雷鳴が

脳裏に魅せる

フランス人形のゆめ。

フェンスの向こうで

笑いかけている

少年は君の恋人

忘れられた集落で

君を待ってたんだろう

赤く染めた頬

かばいながら

走ってくよ。きみ。

揺れる揺れる

真っ赤なボール

走ってくよ。きみ。

彼の元へ


2008/06/12 (Thu)

[944] ワールドイズマイン
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


脳内妄想
幻灯

いつか は

それらも
事実になるだろ

爪痕が
生々しく

温くなった
この世界の

生き方 について

また 提議して云う

結論より
自分を信じる為

自分を信じて 遂げる為

今日
本能は 唯の瓦落多

そして

この原色は お飾りで
全ては

完璧なる 一小節の一部

夢は 私を突き落とし 笑う
逆さまに捩れた 空

永遠は

永遠に
叶わないと知った

愛は いつも冷たい残像

本心を知りたいなら
はやく 薬をくれよ

嘘吐きと呼ばれて
嬉しくて

泣いた

正しさを

もう一度
手に入れる日が

やって来る

脳内妄想
幸福は気取って

青い鳥
飛び立つ瞬間に

心が ナントナク壊れた

それらを
事実にするまでは

どんな痛みも愛せる筈 だろ

すっかりふやけた
この世界の

生き方について

また 提議して云う

だから
殺し合いをしよう

シンプルになる為だ

現実は

いつも
足りない物を

補う様に出来てる

2008/08/14 (Thu)

[943] 今日の気持ち
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



かなしい

純粋に
ただかなしい

好きだから
かなしい

好きだから
くやしい

好きだから

今夜は
なんでもないふり

させて

じゃないと
どうにかなっちゃいそう




追伸:

このままで
いいなんて

思ってないよね?

でも

信じてるから
愛してるから

真剣に

今は
怒ってる


2008/06/08 (Sun)

[942] 天の川
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






勇気とかゆうもの















所在も分からず










たまに
振り絞るけど















なんか

いつも
掻き消される















霞みそうな夜も





君には
届かないね




















ねえ















おんなじ留守電





あと何回
聞けばいいかな





2008/06/08 (Sun)

[941] a girl in the mist...
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






霧雨の中に知らない少女

明日を照らしている
酷く、憂鬱な過去





電池が切れてからの私は
なんとなく

「充電」しながら
日々をやり過ごして、





どろどろの後悔や
沈みそうな夜も

なんとか越えて
ここまで歩いた





・・・そして、声は死んだ。





ただ痛いとき、

口をつぐんでしまうのが
きっと、悪い癖






私は女を捨てているし

人間であることも
とっくに

忘れてしまってる





君が言えなかった、本音

時々
かなしくて

引っ張り出しては
眺めているし





その度に、ひとつ
火が消えるから

何度も付け直そうと
してみるんだけど





ことごとく
マッチは切れていて、

だから

それさえ
諦めてしまう





慣れたくて
多分

慣れた訳じゃ、ないよ

そうしなきゃ
どうしようもないってだけで・・・





だけど。





禿げかけた
マニキュアが

無性に、気になったり

絡まる髪には
指を巻いたり





そんなとき、

やっぱり
女なんだと思った。





いま、私は

それ以外の
何者にも成れないんだ・・・





2012/04/20 (Fri)

[940] 休日
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


曇り空の端っこ
めくれた明日

ただ祈り
黄色い夢

飛び込んで
そっと

夜を待ってるわ

選べないなら
このままでもいいよ

君が泣くなら
不確かでもいいよ

冷たい唇に
呼吸が戻るとき。

風は

いつだって
気紛れで

想いは

すぐに
掻き消されて
しまうけど

気持ちに
嘘は吐かないって

いま
約束するね

思い出し笑い
今日は許して

改札抜けたら
ねぇ

君に逢える

2008/06/08 (Sun)
1853件中 (981-990) [ << 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 >> ... 186
- 詩人の部屋 -