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快感じゃがーの部屋


[1129] ピンボケなぼく
詩人:快感じゃがー [投票][編集]

ピンボケなぼくは
風船を放したら

もう何もかも
台無しになるって
思ってた



手のひらを隠して
伏し目がちに
泣いて



ねえ

理由を言わなきゃ
わからないのに。



ときめきの種は、どこ?

勇気の生まれる朝
祈りに甲斐性がないよ



それでも
爪は伸びるから。



どうしようもなく
誰かが愛しいとき

心臓は確かに、

痛い



ねえ

片想いなんて
性に合わないのに。



切なさ抱いて
降り積もる

透明の雪



ただ、

気持ちは重なって
みるみるうちに

現実。と溶けた




2009/10/19 (Mon)

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