ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 警醒

快感じゃがーの部屋


[1240] 警醒
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


留まってなんかいられない

動きつづけなきゃ
変わりつづけなきゃ

術があるなら
ゼロになるまで
曝けだして藻掻いて

ねえ、早く行かなくちゃ!



長い道草だった
とても長い道草

無駄ではなかった

君が少し
やさしすぎただけ



月明かりの下で
荷物をおろして

ハートを撫でたの

"今まで、ありがとう
これからも、よろしく"



想いが
確信になってゆくわ

留まってなんか、
いられないよ

ほら



不確かなものでも
積み重ねたなら

明日は
この手に
届くはずなの



動きつづけなきゃ
変わりつづけなきゃ!

この痛みも弱さも
知っている私だから

いまの私だから

きっと
強くなれるはずなの



涙をこぼして
悲観する夜も

すべて放り投げたい
葛藤のなかでも

何かは絶対
そこにあるはずよ

気づいているんでしょ



幸福
ためらわないで

もう、手をかけているよ
その

ドアノブの先

誰かが
待っているはずなの

何かが
待っているはずなの

私を待っているはずなの!



自信をくれた
真っ赤なエナメル



留まってなんか、いられない!

2010/02/11 (Thu)

前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -