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快感じゃがーの部屋


[1365] 化石になった日
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




深い霧のなか



見失いそうな過去と
ただ、手探りで
見つけるしかない

そんな薄っぺらな

私の未来



ちいさな心は

大人になるのを
嫌がったまま

離れた



ねえ



君はどうして

あのとき
私を救ったの



想いだけじゃ

幸せには
なれやしないのに



どうして

あのとき

私の手を取って
微笑んだの?



まるで

今日のよな
薄暗い
曇りの朝を

予感させてた
君の、曖昧な台詞



ああ

味方って
言葉は

絶対に狡いわ!



私は
いつまでも
君を

裏切れないまま



そして

世界は
いまだに

君を、求めてる



まだ、

私の中心には
君がいる



2010/03/16 (Tue)

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