ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 輪

快感じゃがーの部屋


[1388] 
詩人:快感じゃがー [投票][編集]

様々なことが絶望に変わって
その中で、あたしは動けずにいたの

本当は臆病で、弱虫で
とても、寂しがり屋だったから。

あの日もそう。同じ。怖かった
君の体温、そっと引き寄せたかった

だけど、何かが
崩れてしまいそうで

不意に泣いてしまいそうで

自分を護るためには
笑っているしかなくって。

そうすることは、いつのまにか
生活の一部になっていた

ほら。もう私は、私を忘れちゃったんだよ

笑い顔も泣き顔も...
かなしいくらい、ここには何にもない

2010/04/27 (Tue)

前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -