無言の別れがさよならの合図だとは思いもしなかった一週間前の私もし、そこに今の私がいたなら頬っぺたを思いっきり叩いてやったのに...頭から大雨を被ったみたいに心まで何もかも冷たくなった朝君がくしゃくしゃに汚した理性のお荷物もう一度、広げてまたアイロンをかけて皺だらけのそれを何気なく身につけ相手のない電話で芝居を続けるのよ全部ポーズ全部、ぜんぶポーズ生きるってなあに?愛することしか私にはなかったのに
[前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁]