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快感じゃがーの部屋


[1528] 散る散る、満ちる
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


解いたあとで
恋しくなって

また、繋いで溶けた

ちょうど
昨日のように。

夢の中まで
逢いにきてほしい

ひとりぼっちじゃ
いられない



遠回りな近道...

秋の、高い空は
恐ろしいほどに綺麗で

眩暈がした

ふたりは殺しあうの
砕ける、意思と夢

爪を噛んで言った
「もう、どうでもいい。」



体温を求めて
旅をするなら

最後は、彼に
辿り着くんだわ

俯いてそっと
色々な企み

悲しんで
私のために

嘘でもいいから
いま、愛の言葉を...!



散るよ
散るよ

「満ちて、ゆくよ。」

だから
ちゃんと見ていて

どの角度の現実も

君だけに
あげるから

2011/06/17 (Fri)

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