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快感じゃがーの部屋


[169] 古傷・18歳
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



不安を浮かべて泣いてた



震える呼吸<イキ>を押し殺して





たった独り。うずくまり








もう 何も見たくはなかった


もう 何も考えたくはなかった





もう こんな気持ちになるのは・・・










現実は重いものだと。



今更ながら 気づいてしまった





中途半端な強がりは
ボクを苦しめたし

救いもした





でも どうやったら

手に入れられる?





どうやったら



其処に行けるの?








・・・道のりは遠い















歩き出さなきゃ
始まらない

なんて





識ってるよ








これを超えなきゃ
駄目なんだ

って





識ってるよ










でも 本当に弱いなら



わかるでしょう?

この痛み










もどかしくって


とても


哀しくって










どうしようもない。










この傷につける薬は



あるの?




















後ろを向いてても
やっぱり空は



朝を連れてくるから





僕は後ろを向いたまま





歪んだセカイに

転がり落ちてく

2007/09/14 (Fri)

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