詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
濡れたまま心で息をして
思想で蕩ける前に
間合いを決めた
雨はやまずに
明日を跨ぐだろう
かつての愛も凍える様相
触れたならきっと止まらない
寄りかかる肩が
すこし欲しいだけ
理由づけてみて
上手な弁護で
救える時もある
今がそうなように
淀んでゆく日は
悲しみに埋もれて
とことん酔ってみたり
ちょっと気取ったり。
そんな自分も
たまには許せた
髪の乱れさえ愛しくなった
騙しあいはやめるよ
こんな領域も
捨て去って
ひたすらに空仰げば
色褪せる
幻想・感懐・・・
『思い込みで本日、浮上の気配』
護るべき嘘なんて
ないほうがいいに決まってた
初めから
でも無駄なものはない
そう信じてるほうが
ずっと容易い季節で。
夜ばかり
愛すのも終わり
君から最初に選んでほしい
大事なのは
本質を見極めること
今さら優等生ぶる
つもりもない
朝が来たら真っ先に
本当の生を繋いで
綻びは紡ぎなおして
何度でも君を望む
何度でも
君を望む
予感は直に空を捉える
ハズレもたまには許せるよ
そんな日が
きっとあるはずで
なんとなくなんとなく
愛せるはずさ
この雨が君にも
降り注いでいるなら
想いも絶対
届けられるから。
マニュアル
一緒に破いて燃やせば
振り返る日なんてもう来ない