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快感じゃがーの部屋


[194] さくら
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




桜が散った後の
アスファルトの上

雨も降って





ピンクとねずみ色は
交じり合い

踏まれ、踏まれ行き

見るも無残だった





美しい時は
皆、

調子の良いことだけ云って
愛でるが





それも枯れれば

終い





ふと、そのとき
思い出の蓋を開けて



玩ばれて捨てられた


あの日の
惨めなあたしが

顔を出した


2008/02/08 (Fri)

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