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快感じゃがーの部屋


[279] 中毒空間
詩人:快感じゃがー [投票][編集]





【簡易中毒空間】










いうなれば、





そんな言葉が
相応しい


かも










君は

己の言葉に
酔っているのだよ










誰かの声がした














ため息に混じる
切なさを

また飲み込んで





排出音




ねえ
聴こえるだろう?










いま、
壊れゆくのは




紛れもなく

この身で










心までが
脇目も振らず




死へと

一直線に










下降してゆくのだ












昨日、


殺した
一匹の虫を



解剖してみたけど





心臓があったことに
今更

気づいたりして











なんかもう
自虐
















綴ることを
やめられない



ひいては



生きることを
やめられないのは










そんな罪悪感より


ただ
真実を塞いでいたい




それだけのことで













君は笑うだろう





自嘲気味に切った
背中の傷









錯乱しているんだ


すべてが
抵抗をつづけて






あるがまま
行くことに



固執










ただ
真実を塞いでいたいの











そして、あの日

君が見た影は
確かに


か弱い小鹿の
姿をしていた












嘘のない空の
居所を



知っているのは



結局は
死人だけかもしれない




2008/04/25 (Fri)

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