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快感じゃがーの部屋


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詩人:快感じゃがー [投票][編集]






きみが好きだった
青が欲しい










銜えたままで


飲み込めずに居た










あの
深い青


















うん。





多分

逆撫で
だけなら






得意だったんだよ










本当は
求めてなど

いなくて













ただ


如何でも良かった








そんな気がする















(今となっては

もう




言い訳にも
なんないけど)



















離れないのは
粘着質な




負けず嫌いの

性分かな

















あゝ




きみが嫌いといった

青が


憎い











夕日に溶かされたのは
愛しさに似た





殺人願望















銜えているのに

なんにも
感じないのは











わたしが
駄目だった、



ってことなんだろう?

















頭のなかに
蠢く



その公式で








すべてを
四捨五入して頂戴な















削り落としてくれて
かまわない














だって



残り物にも
福があるんだよ















...ねえ、知ってた?




2007/11/17 (Sat)

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