ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 夕焼けときみとトライバル

快感じゃがーの部屋


[290] 夕焼けときみとトライバル
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



先生に
言われたからじゃ、ないよ










ただ、すごく

何ていうか...











興味があった


それだけ。













刺々しい言葉で
追い返して



交わりを拒むのは








傷つきたくないが

故だと
聞いたよ














貴方は
案外


弱いひとなのかも、ね?











あっ


また不機嫌そう











睨みつけるトライバル











居心地の悪い
空気を



先に破ったのも

きみだった












空見上げて




もうすぐ雨が降る

なんて








言って
傘、突きつけて

それっきり














ねえ


貴方は
案外


優しいひとなのかもね











ほら


きみのおかげで
濡れずに

済んだよ





どうも、ありがとう










似合わぬ
アーガイルに


思い出し笑い、して






柄にもなく



スキップしちゃったの










全てを信じた訳じゃあ、ないけど。










明日、また来てもいい?

って聞いたら





背中が
いいよ、って


言ってくれたんだ












ああ、そうか



貴方はきっと
誰よりも


壊れやすいのね






だから

自分を守るのね















今度、一番に
上手くできたクッキーの





味見は
貴方に


お願いします。

2007/11/24 (Sat)

前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -