ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 金木犀

快感じゃがーの部屋


[609] 金木犀
詩人:快感じゃがー [投票][編集]





金木犀の匂ひ

誘われて





手を取って、
走る





あの桟橋まで










越えたら、きっと
超えたら、



きっと










願った明日が
待っているから










振り返らないで



今だけを
見て










止まらない未来は
もっと、





君の事


待ちくたびれてる









金木犀









迷子の顔は





本能を擽って

すました瞳










雨の中、





一頻り
騒いだ後の


刹那さ










走り抜いてこう



あの桟橋まで










越えたら、きっと
超えたら、



きっと










願った明日は
待っているから




2008/04/08 (Tue)

前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -