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快感じゃがーの部屋


[687] 友達と呼べるひと
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




穢れなき明日の始まり
震えるこころと

やわらかな涙



生まれたあの街と
青く澄みきる

空には



ねえ

いつかの
本当の自分が

浮かんでた



信じられるものが
どこにも

なくて



励ましの言葉も

素直に
受けいれられず



背を向けた

強がった



でも

本当は
甘えていただけ



そう

気づけば
カタチに

こだわりすぎてたよ



"友達と呼べるひと"



いちばん
必要としていたのは

キミ



孤独のなかで
見つけた宝物



夢見てた

ずっと
あの日から



ずっと。



いま

すべて
投げ出したとしても

キミに
預けられるから



越えられないときは

そっと
思い出してほしいよ



その胸に灯した
ちいさな火



だけど

いつまでも
消えることない



確かな証



流れ星

指差し
笑いあった夜



何もかも
吹き飛ばして



ただ
抱きしめるよ

ひそやかな愛



"友達と呼べるひと"



本当に
必要なのは

キミだから



2012/04/20 (Fri)

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