詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
溜め息の後で
あなた 思い出して
瞬きをしたら
もう忘れてる
いつになったら
過去の恋と
比べることを
やめられるんだろう
センチメンタルの涙に
浮かべた
酷く
身勝手だった
あの日の私
それでも
君は 黙って微笑んで
何にも云わない
造花 に なってしまった
風が吹くたび
傷ついた ふりを していた
か弱さを纏えば
皆 優しくて
そこにある 愛に
甘え続けた
祈り乗せた 列車
少し
戸惑いの中
抱き締めてくれた
それだけの人
それだけの人 が
今
こんなにも遠く
ありがとうを
届けたい
そう 思えた時に
世界は
急に
冷たくなった。