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快感じゃがーの部屋


[790] 免罪符。
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


経験が増えるとき、
ナントナク
後ろめたさもあった

「ゼロは
何を掛けたって、

絶対にゼロのままだから」

空が灰色に染まってた
金曜と

カラメル残して
捨てた土曜日は、

君の似顔絵と名前
書いた張り紙を

そこらじゅうに撒いて、歩いたよ

いつか、彼が
帰ってくる気がして

ひょこっと
普通に戻ってくる

気がして。

だから、
カップは割らないでおいたの

第一、カップに
責任はない...はずだし。

キスは二度した

あ。
間違えた、三回

でも

気持ちなんて
ないから

本当に

本当にないから

まだ、安心してていいよ。
って

今は
そう云いたい

もし逢えるのなら

もし、
逢えるのなら、ね

2008/05/09 (Fri)

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