詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
広がる世界
目を凝らして見ても
些細な真実に
躓いて、また痛む
此処にある夢は
叶わないものだと
認めたとき、
君は大人になるの?
星の様に
然り気なくそこで
輝いてみても
数多の光の中では
取るに足らない色
僕は、言葉を知らない悪魔
流れてゆく日常の
輪郭を忘れたままで
今、飛び立つんだとしたら
ちょうど鋭く尖った夜の
恐れも知らずに居た
あの頃のふたり
返事もない
リビングの隅で君は
まだ、落書きみたいな愛
大事にしてるのかな
空を見上げ
もう泣かないと決めた
強くなる為には
汚れるしかなかった
花を折って蕾を伏せた
黒い人を追いかけた
心が侵される前に
君は、うん。と言った
明日、ふたりは共犯なんだ
選べない道を
決められた道を
選ばれた僕は
選ばれた君と
もう一度
何かは語りかける
もう二度と
ふたりは
ふたりは