降りしきる黒い雨の中をなんにも構わずに全速力で走るように濡れる肢体や制服や冷たい靴明日のことさえも忘れあらゆることを忘れただ一心に走り抜けるようにいま選びたい夢を選び欲しい物を求め そしてあの花を美しいと思えたら咲き乱れる朝を待ち望めたらなんにも構わず待ち望めたならいいのに
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