吹き抜ける風が僕の身体中のあちこちの傷跡を撫でて哂うこんなことで魂の存在はまた、ふらり。確認されてゆくあの時、君が無理やりにでもこの手を引いてくれたならふたりは、もう一度ひとつになれたそして心に入り組んだ太い管や刺さったままの破片も「本当は痛い」と言えたかもしれない
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