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快感じゃがーの部屋


[987] 疾風
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



走り出す日に
何が遭っても

もう、驚きはしないよと

違わない
1ミリさえ。

浸かって溢した、冷笑





拳骨しまったら

夜空を
いとも容易く

汚しゆく貴方





寛大な今日の絶望

泣いている
ほら

ふたり





羨望が見つめている















昨日から
言葉もなくて

伝えたい気持ちは、

いつも霞んだ





劣等と呼ばれても
あの頃は

まだ

赦せていた















白けた思い出も
ここらで、

如何にかしよう





逼迫してる





知らぬ間に、

時間は
過ぎてゆく















絶対、譲れないの

色は
決めているの

あたしが、
この手で、

この指で君を選んだ

いいでしょ





快進撃

何か遭ってからじゃ、
もう

取り返せないよと

僻んでる
一寸した、番狂わせ

演じ切る哄笑





足りない疾走感

君が、
補ってくれた

孤独と彼方





等身大で
泳ぎ出す幻想

泣いている
ほら

みんな





羨望で見つめている















恥らわないで

最後から
数えたほうが早い朝















透明になる

透明になる










何億年も先、

何億年も
昔、















難解な大人の、

難解な応答





それだって、
今なら

理解出来るよ















今なら、ね

(嘲笑)


2008/06/24 (Tue)

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