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快感じゃがーの部屋


[989] ノスタルヂック
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



大嫌いと云えなくて

伸びる影
黙って見つめた



みじめで孤独な

そんな
憂鬱の日





羨ましいとは云えなくて

あたし
誇りを捨てたなら

きっと、上手くやれたのに...。















傘を忘れた雨の日は
濡れる世界

置いてきぼりで



後ろめたさも
ついて回った








きみが
厭だと泣いたから

何にも出来ずに
潜り込んだ、



昨日の感傷論





切ないね

誰もいない景色





衝動で頷いた、

否定も心地よく
響いてたはずの










あんなに飾ってた心は

何処へ
いってしまったの?










水色の胸

空洞を埋める





きみが
記念にくれた

ちっぽけな痛みと宇宙。















背中に書いておいて

あたしがしたこと、
言ったこと





傷つけた総てのもの








今更、

かなしいと言えたら
楽になれる?










でも、きっと無理だよ










海の音
切り裂いて

灰色の霧





何もかも隠したら










弾ませる唄

それは膨張色








あんなに飾ってた心も

嵐の夜には
勝てないの










紫の胸

嫉妬を焦がす





きみが
記念にくれた

ちっぽけな悩みと宇宙。


2008/06/25 (Wed)

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