永遠の途中
貴方に出逢えたの
宿命すら
忘れて
ただ
ひたすら
運命の響きに
酔い痴れていた…
こうなること
本当に
判っていたの
だけど
考えたくなかった
離れることが
この愛の
終わりなんだって
よく知っていたから…
ねぇ
他の誰かならどうする？
私は間違っていたの？
もう後戻りは出来ないし
やるべきこと
したくはない…
これは
強い意志でも
約束でもなく
ただの逃げなのも
判ってるけど…
貴方に逢えたこと
支えになってるのよ

誰かの１番に
例えば
なれるのなら
あたしは１番始めに
何を捨てれる？
答えられないうちは
子供だと
笑う貴方…
貴方なら真っ先に
あたしを
捨てるのでしょう
苦しみがいつしか
愛を超えて
憎しみに
喰われそうで
怖い…
貴方の腕に
ずっと
しがみついてたい
子供だって
笑ってもいいから
何より誰より
愛しい貴方の
１番に
なれないのが悲しい
何かを捨てて
あたしを守って…
この支配欲と
独占欲は
あなたへの愛情なの
見苦しくても
離れたくない…
早くあたしを笑えばいい

ぶつけた憎しみを
優しさに
変えてほしかった
貴方をスキな気持ちは
今でも消えないよ
だけど
これ以上
何もない日々を
ただ
繰り返すだけだなんて
悲しいだけじゃない
貴方の顔
ずって笑ってなかった
あたしと居たのに
上の空だし
あたしが居るのに
淋しいだなんて
あたしが居た意味
なかったんじゃない…
不安と苛立ちの日々が
あたしを狂わせた
貴方を狂わせたのは
何処の人なのでしょう…

夢見が悪くて
貴方にしがみ付いた
そんな朝
気が付くと
涙流れてた…
会いたくて
会えなかった日々を
思い返しては
苦しくて…
どんな人を愛してもいい
あたしは捨てないで
大切にすると
約束だけ
してくれるのなら…
貴方の背中
ひどく冷たい
それだけでもう
泣きそうになるの
温めてくれる
貴方の手のひらは
今でも傷付いたままだね

いけないことと
分かっていても
あなたを責めた
ごめんなさい
何になるわけでも
時間を戻せるわけでもないのに
責め続けました
愛故に
愛を失いました

暗闇から
抜け出すこと
出来るかな
悲しみと
苦しみを
乗り越え
受け止めながら
歩けるのかな
幸せを夢見て
ひたすら
長く長い
悲しみを
慰めながら
また歩いて
笑える日が来るといい

ねぇ
過ごした日々に
どれだけ
別れを言っても
ただ
悲しくなるだけだよね
裏切らないでと
あなたを
縛り続けることも
出来たけど…
あまりにも
哀し過ぎて
あたしが
可愛そうで
手を離すの…
ねぇ
少しは
あたしも
綺麗な思い出に
なりましたか
ふいに思い出すのは
怒った顔なんかじゃなくてね
ありのままに
あなたを愛した
あたしの素顔を…
幸せな日々だけを
思い出してほしいよ
消去された
空間には
誰もいれないから
あたしを
どうか
綺麗なままに……

輝いてた
確かにね
過去形でも
手に入れたかった
浅はかな気持ちで
交わったのが
いけないことは
よく知ってる
それがいまのふたり

やっと認めた嘘
あたしを狂わせた

まっとうな人生なんか
羨ましくなんかないと
強がってた夏

結局はあの人が
あたしの全てでした

仕事も友達も
住んでた場所も
あなたに合わせてた

それくらいしか
出来なかったんだ

あの人の心は
離れてしまったけど
もういいのかもしれない

連鎖は
あたしが
作り出していたのかもしれない

愚かなことね

久しぶりの部屋
荒れた心
そのまま映してる
汚い部屋
整理をしたら
悲しみが溢れてきた
幸せだった
あたし達が
寄り添って
笑ってる写真…
捨てれなくて
そのままにした
この部屋綺麗にしたら
忘れられるかな？
嫌なこと
振り切れるかな？
休み休み愛してた
そんな部屋
新しい荷物を
置きたいと思った