詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
なにかにウンザリした日には ため息を二つ ボクにください
藍色と灰色の二人きりの共鳴を
人生は遅かれ早かれ倦みだすもので 太陽が東から昇って西にへコむ神秘すら
台所のヤカンが沸騰してる現実に比べたら 退屈きわまりない日常で
あぁ…キミはまたこんなところに下着を放り出す
赤い艶っぽい下着もだいなしだなぁ…
空ろな部屋に 風が歌う
今年一番のヒットソング
興味ない顔で振り向かれても ボクにはもう応えようがないし
キミがなげだす真っすぐな瞳もなんだか変色してて
優しく見つめたりしても反応すらしないんだね
空色の窓にトンビが一羽 ピーヒョロロ〜プルルルル
電話のベルが数回鳴って消えたけど
あれキミの彼氏?(どーでもいいか…)
ところでこの部屋ピンクが多いなぁ……