詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
盛夫は森に還った
盛夫は森の懐に抱かれ眠った
盛夫はいつしか森そのものになった
ボク「いやー、やっぱ緑は気持ちいいね」
彼女「でしょ。ここは盛神の森って呼ばれてるの」
盛夫『ミーンミーンミーンミーン』
ボク「やあ、これまた蝉が元気だ」
彼女「でしょ。ここは盛蝉の森って呼ばれてるの」
盛夫『サワサワサワサワ・・・』
ボク「ふぅー、風が心地良いなぁ」
彼女「でしょ。ここは盛風の森って呼ばれてるの」
盛夫『ツーツーツーツー』
ボク「おや、これはえらく不通話な音だね」
彼女「でしょ。ここは盛圏外の森って呼ばれてるの」
盛夫『ラーラ、ララーラ、ララーラ、』
ボク「やっぱり、この季節はマキが多いな」
彼女「でしょ。ここは盛大黒の森って呼ばれてるの」
盛夫『へ、へ、、』
ボク「へ、、へっくしょん!!!」
彼女「でしょ。」