いつもすぐ眠くなる君は僕の目の前でうたたねをする僕は大好きな君のつむじをそっと眺めている根元の黒くなってきている君のつむじ僕の手よりも一二まわりも小さな君の黄色い手たまに君のいい匂いが僕の鼻をかすめていく君がいつ顔をあげるかドキドキしながら僕は君のディテールをおう僕はそっと君の手に僕の手を重ね合わせる
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