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メロンソーダの部屋


[9] ため息
詩人:メロンソーダ [投票][編集]

気付いたら僕は今日も

君を遠くから眺めて

風力発電が出来るほどのため息をついていた


僕と君は同じクラスだから
僕は視野に入る君が気になって仕方ない


MDから流れた曲が
君を取り巻くピンクのほわほわした空気の感触を思い出させた


僕は君を忘れたいんだと

ピノキオなみの嘘つき理由つけて

君を避けているけど

本当は君に話し掛ける勇気もないのさ



だから僕は
やっぱり垂れ下がった目とセットをする気もなくしたぼさぼさの髪で
君に話し掛けられるのを

ものほしそうにしているのさ



雨がふる中

君の乗ったバスが

濡れてる僕を

追い越していった

2004/12/03 (Fri)

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