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重さ量る 長さを測る
世の中にははかるものが
たくさんある
生き方や価値観にも
スケールはあるのかな?
ひとの欠点や欲望などを
悪いものとして
無くそうとします
そうだとしたら
死んでしまったり
何もしないでいることが
いいこと?
それとも
欲望をコントロールして
欠点を長所に変えていくことが
いいこと?
みんな誰にでも
欠点や欲望は存在する
あなたは
自分の欠点や欲望を消す為に
何もしないでいますか?
それとも
自分の欠点や欲望を善い方向に
変える為に行動しますか?
自分だけの幸せ
自分と家族だけの幸せ
自分も家族も世界みんなの幸せ
幸せに向かう船がありました
あなたは
自分と極一部のひとが乗れる
小さな船
自分とたくさんの人が乗れる
大きな船
どちらを選びますか?
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重さ量る 長さを測る
世の中にははかるものが
たくさんある
生き方や価値観にも
スケールはあるのかな?
生まれた国によって
生まれた家によって
生まれもった
素質や才能が
有るか無いかによって
環境によって
ひとの幸せは
大きく左右される
運命だから仕方ない
創られたものだから
従うしかない
人生の悩みや困難 人との違いを
周りや環境のせいにすること
あきらめてしまうこと
それとも
過去の原因があって今がある
いま生きている原因が未来の結果となる
だから いまの自分を省みていこう
だから いまの自分を変えていこう
人生の悩みや困難 人との違いを
自分の中に求めゆくこと
常に前進していくこと
みなさんは より善い人生を
原因を自分の内に求めますか?
他人や環境など外に求めますか?
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「枯葉」と聞いて
みなさんは
なにを感じて
なにを思い出すでしょう
いまから20年もの昔
東京下町の中学生
自然・科学研究グループの
一メンバーだった私
毎週土曜日の午後
日曜祝祭日の終日
夏休み
暑い日も寒い日も
晴れの日も雨の日も
メジャーと植物図鑑を
持ちながらの調査活動
区内の屋敷林・寺社林・公園
科学の先生と5人の生徒達
蚊に刺されながら
クモの巣に引っかかりながら
夏のあおば生い茂る中へ
掻き分けながら進みゆく
みなで大声で喚きながら
冗談を言いながら
仲間と喧嘩しながら
先生に叱られたり励まされたり
辛いこと楽しいこと
いろいろなことがあった
枯葉散る2学期の終わりころ
寅さん所縁の町の北にある
都立公園の一部を
枯葉を踏みながら調査は
感動的なフィナーレを迎える
自然との対話
先生 仲間との絆
一つのものを成し遂げた
なんとも言えぬ充実感
落ち葉の中に詰まった
たくさんの良き思い出
みんな ありがとう
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北の大地から
南下してくる
秋の色彩
赤 黄 茶・・・・・
葉っぱが色付きゆく
春夏に清涼感を与えてくれた
青々とした
寒色系の そのいろどりは
やがて季節とともに
暖色系へと変わりゆく
肌寒さ増しゆくこの季節
季節の彩りも
あたたかみを増してゆく
自然の営み
自然からの贈りもの
自然が織り成す
生命の歓喜
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♪ニューヨークの秋♪
♪オータム・イン・ニューヨーク♪
・・・・・などなど・・・・・
この季節に似合う
たくさんの
スタンダードナンバー
芸術の季節に似合う
たくさんの
ジャズナンバー
その中でこころの奥に残るナンバー
いまも変わらず愛し続けるナンバー
多くの国の たくさんの人が歌い奏でる
永遠のスタンダードナンバー
♪オータム・リーヴス♪
15年前
苦学のオンボロアパートで
ラジカセから流した不朽の名盤
「サムシン・エルス」
あのときの感動
筆舌にできぬ
なんとも言えない希望
ぼくのこころに
一点の暁を垣間見た
あの忘れ得ぬメロディ・・・
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11月
枯葉という言葉が
いちばん似合うとき
枯葉散るこの季節
詩人として
詩を愛して
初めてのときを迎えた
初めての秋を観る
初めての秋を聴く
初めての秋を香る
初めての秋を味わい
初めての秋を触れる
初めての秋のなかを歩いて
秋風を大きく吸い込み
秋の喜び 秋の哀愁を
こころとからだに
たくさん感じながら
そして
秋の喜びを詠う
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あさ太陽が昇ることに感謝
朝 昼 夜
ご飯を食べられることに感謝
よる日が沈み眠れることに感謝
自分を産んでくれた親に感謝
学校で教えてくれた先生に感謝
人生の哲学を教えてくれた先輩に感謝
人の痛みがわかるようになった
さまざまな労苦に感謝
健康の有難みを教えてくれた病に感謝
年老いた老体に別れを告げ
次なる生への準備のための死に感謝
可能性を秘めた自身への感謝
宇宙の森羅万象への感謝
人間として生まれてきた奇跡に感謝
そして
自然と生命を解き明かした哲理に感謝
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男の人も 女の人も
ともに働いていくこと
ともに家庭を護ること
ともに学び続けること
あたりまえの時代
私たちの父母の
私たちの祖父母の
男尊女卑の暗い時代
40数年前の昔
経済苦のため
義務教育を終えた
わが母は
信州小諸駅から汽車に乗り
蛍の光に送られて
上州富岡へと働きに出た
2人の弟の学費の
足しにと仕送りした
「女性も統治者の階級に・・・」
ギリシャの思想家
ソクラテスは論じた
そして プラトン いわく
「ジェンダーは無視できる差異」
であると・・・
いま 先の見えない時代
このようなときにこそ
人類の教師に光を当てたい
人類の教師に学びゆきたい
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10月最後の日曜日
雨上がりの朝の街道
道を覆う黄に色付いた木々
遠く赤・青・黄と不規則に続く
信号機とのコントラストが美しい
ぼくの人生
青信号が続くことも
青が赤に変わることも
止まることもあるに違いない
でも
走り続けることにより
必ず目的地に着くのだろう
やがて
街道から山道に入り
赤く色付く桜の並木に囲まれて
我が学び舎は聳え建つ
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蔵の財(たから)
それは
金・銀・ダイヤ・プラチナ・・・・・
たくさんあれば幸せなのかな?
でも
身の財(たから)
知識・技能・特技などなど・・・・・
これも大切だよね?
でも
これで本当に幸せなのかなあ?
こころの財(たから)
いろいろな人への思い
いろいろな人への
愛情・友情・信頼・行動
これこそが本当の幸せなのだろう?
全宇宙の金銀財宝を
集めることよりも
ひとりの命は
何十倍 いな 何億倍も
重いことを僕たちは
いま 知るときなのか
「蔵の財より身の財
身の財よりこころの財第一」
TV 雑誌 流行
流行に流されることのない
現実を見つめて生きる
人生を大切にできる
たくさんの仲間が
この部屋にはたくさんいるだろう
みなで人間とは何か
考えて行きたい・・・・・