午後の太陽
次第に西の方向に
傾いてゆく午後の太陽
次第に黄昏に
染まりゆく午後の太陽
いま
人生の折り返し地点に立つ
忘れ去られた記憶
それは
日々変わりゆく美しき季節感
自分を取り巻く仲間
生きている安心感
自分という存在意義
わくわくする夢や希望
ああ 何故なんだろう
東からの太陽が赤々と昇り
最大に輝く真昼の太陽の如く
ぼくの人生は本当に
いま輝いているのかな
努力してきた青年の日々
朝日のように輝いて
歩んできた ぼくの人生
でも
午後の太陽は
なぜか西に向かう速度が
こんなにも速いのだろうか
2009/10/21 (Wed)