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evansの部屋


[66] 歩行者天国
詩人:evans [投票][編集]

2004.7.31

いつも歩いている街

きょうは何処か違う

二つのハイウェイと
ショーウィンドウが並ぶ
ビルの谷間に囲まれた

ひとときの天国

上空を仰げば
夏の青空と厚い雲が

時計塔の重厚な建物とともに
京橋 新橋方面へと広がる

創業135年の老舗パン屋
初めて入る2Fのカフェ

音楽の宝庫 楽器店の本店
インコグニート メイザ・リーク
との久々の再会

ファッションビルの1F
30余年の歴史ある
本場ドイツの革メーカー

良いものは良い

本物志向のまち
研ぎ澄まされた
感性のまち

夕刻 19:00
隅田川に花火が上がる頃

この街の裏通りにある
老舗JAZZライブハウスで
3ヶ月半ぶりに

じっくり聴き入る生の音

ピアノ・ベース・ドラム
アルトサキソフォン
女性ヴォーカル

ここにも大空に上がる
花火と歓声のごとき
ドラムのリズムと
みなの拍手が湧き起こる

2004/08/01 (Sun)

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