詩人:夢中人 | [投票][編集] |
『傍に居るから…』
愛しさを感じた
『ごめん遅れちゃった…』
愛しさを感じた
『愛し合う二人の記念だってば…』
愛しさを感じた
『いいから いいから…』
愛しさを感じた
『今日はダメなの…』
戸惑いを感じた
『あ…ははっ…』
戸惑いを感じた
『分かんない…』
孤独を感じた
『いつかね…』
孤独を感じた
『やめよ…』
何かを感じた
『それじゃあ…』
無くした
あの日あの時気付いていたけど 恐くて不安で見ぬふりしていた 気付けば全て失っていた
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部屋には冬のカレンダーが今だに飾ってある 時は11.12月 某鼠キャラクターが空を舞ってる 夜空に星を撒き散らす栗鼠 それを目を丸くし見つめる女鼠 相変わらずドアップの男鼠 彼らはプレゼンを手にし 何処其処構わず投げ放題 よく見るとそれは男鶩の夢の中 現実見ると奴らはその後補導されるな とかなんとか思ってたら 年は2002年 何もかもどうでも良くなった あの日のままのカレンダーだった 気分悪くなってきた
今はもう寝よう…
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心に染みる詩があった 生命を汚してしまった事や 愛する存在を無くした時気付いた事や 心溢れる詩が沢山 いい詩 なんて軽々しく言えない程の 響き透き通り満たされる詩 言葉は無限で終わりが無い 出てくる詩を読み 見て良かったと思ったら 新鮮なのに関わらず 掲載日付はバラバラで 詩は時を感じさせなかった 自分が感じた世界が 何処かの誰かも感じているなら 詩は…言葉で表せない何かを持っている いつか僕の詩も そんな何かをもたらせたなら 僕は最高に幸せを感じるだろう 詩人の皆さんこんな思いを ありがとう
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僕は久しぶりに恋をした 年は同じで名前も知らない
僕は久しぶりに恋をした 声も知らない顔も知らない
いつも何処かですれ違っていて 気にもしていなかっただろう 君は突然視界に入り僕を独占した 僕の瞳に映った姿がやけに新鮮で魅了した 惚れました
年は同じで名前も知らない
声も知らない顔も知らない
ただ言えることは僕の理想の女性じゃない事 それでも僕は君に恋した
次貴方に逢ったなら顔も名前も知らないが その姿で見つけだし
君の笑顔が見れたらいいな
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さぁ行け 死への道を 女性検視員が案内してる 『あなたは天国です…こちらへ。次の方地獄ですね…あちらへ』 ほらあんたもさっさと行きな…おっと 去きな 何震えてる 何泣いている お前が望んだ死じゃねーか さっさと死ね 誰もあんたなんて死ねばいいと思ってるぜ 孤独臆病悲壮野郎 あんたにゃ天国なんて去かせねーぜ 天国は定員オーバーなんでね
あぁ? 死にたくねぇ? お前は死ねよ早く消えろ
何突っ立て呆然としてんだよ
あぁもう本日締切
さっさと自分の世界に戻れ 次は本当に死にてぇ時にこい
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君の笑顔が眩しくて 死んだ心が和んでる 人を憎み警戒し拒絶した 殺した心が溢れ還る 避け恐れてた 人という物を瞬間にして姿を変えた そんな君の笑顔にはひどく自分を覆された もしその笑顔が真実なら 人を見つめ直して見ようかな 君のお陰で全てが分かった 君のお陰で今僕は此処に居る
『樹海』
君は死へと追いやった
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窓を見れば 白い肌に長い黒髪の女性がこちらを見ている 青白い顔に乱れた髪の間から赤い目で睨みこちらを覘う ナイフを片手に忍ばせて 女性の下へ歩み出す 彼女はこちらを目で追い続ける 窓側のドアを開けると同時に彼女は両手を広げ迫ってきた すかさず忍ばせたナイフで切り刻んだ 彼女は目を閉じ寄り添い抱かれた 赤い瞳に流れる涙 『もう泣かないで』と囁き 彼女を強く抱き締めた 二人の足元には 切り刻まれた 長い髪束が風に流され 消えていった 彼女の孤独と哀しみと共に
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タール ニコチンを注ぎ込む 21から5のメンソールへ 満足感など 得られはしない 減ったのだからそのもの全てが そうこの温もりも優しさも 愛しさなど 得られはしない 貴方への愛も減ったのだから 何もかも減らしていく 増えたのは メンソールの甘味と 覚めた温もり
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君と久しぶりに会話をした 文字だけの言葉触れ合って あの頃の懐かしい愛しさ空回り 君の笑顔が過る心の中 優しさ変わらず話す君の 温もりを感じたいと思ってしまった 君が幸せで居るなら 哀しみ募らせていないのなら 今のままでいい そう思った
あの頃の懐かしい愛しさ無くして 君の笑顔が過る心の中 優しさ変わらず話す君の 温もりを感じてはいけないと思った 君が幸せで居るなら 哀しみ募らせていないのなら 今のままでいい そう思った
けれど 君に寄り添っていたいと…
この思いは今だけなのかな