詩人:夢中人 | [投票][編集] |
世界が歴史を刻んでる ほんの僅かな人材で 不正に尻尾噛まれ藻掻き 国の為だとか論理ぶってる 正直彼らに歴史を記す資格は無い しかし私は彼らの教科書の学力には適わない 口出す意味も蟻の戯言 世界が大きく偉大なら汚れた商品に任せていては 何一つ変わらない 偽・義・擬・議・欺… こんな文字にさらわれて 偽善ぶるのは 哀し過ぎる たった数人の人間がこの世を悪とし善とする 神様、人は何故今日ここに生を受けるのであろうか…
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今日
少年は粘土でお城を作った 大きく見事な力作だ だれもが羨むすぐれ物 大事に大事に教室に飾った 少年は帰って母に自慢げに話した
明日
少年は粘土でお城を目にした ひどく残骸の欠片だ だれもが背く廃墟物 片手に片手に教室から投げた 少年は帰って家族を避けた
そう少年は誉められ妬まれお城を壊された それから少年は人を避け自信を失った
貴方は壁を乗り越えていますか?
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虹色に輝く花を見つけた少年は 好きなあの子へ届けたい 時間を忘れやっと探しだした僕の宝物 これであの子も喜ぶだろう 少年は花を大切して駆けていった
虹色に輝く花を見つけた少年は 好きなあの子へ届ける今 花を手にするあの子を探しだした僕の心 もうあの子は悲しむだろう 少年は花を粉々にして帰っていった
少年の目には男の子と寄り添うただ赤い花を手にしたあの子が見えたから…
貴方は時間を掛けすぎていませんか?
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少年は歩く 夢の道を… 手には真っ白な地図を そこには日々歩むたび一つの扉への過程が刻まれ 自信と励みを少年に与える
少年は歩く 偽の道を… 手には真っ黒な地図を そこには失望を印した幾つもの扉への行き先が刻まれ 不安と恐怖を少年に与える
夢の扉に立っている年を重ねた少年を見る事無く 黒い地図を頼りに少年は歩みはじめた…
もしあと一歩前に進んでいたら 夢の扉を見れたかもしれません
貴方は黒い地図を手にしてませんか?
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何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を見ていた
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を思ってた
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を見ていた
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を思ってた
明日も貴方を見ているのかな
明日も貴方を思ってるのかな
貴方は心を支配していた
心は貴方に染まっていた
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この色は知ってるかい? 青…冷たいときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 黄…輝くときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 赤…暖かいときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 白…忘れるときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 茶…苦しいときに使うんだよ
じゃあこの色は?
…
切なくも愛しい感じだね
恋の色…
じゃあこの色を使って紙一杯に塗ろうか
隙間無く一緒にゆっくり塗っていこうね
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負けました
貴方の笑顔に 失いかけた微笑みを迎える
負けました
貴方の温もりに 冷えた心は熱を取り戻す
負けました
貴方の言葉に 閉じた恋に鍵を差し延べる
貴方を好きだと思っても 僕には貴方に勝てません
貴方との境界線が見えているから…
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僕は醜い蛙の子 汚い沼に生を受け 綺麗な池に辿り着いた そこには無数の仲間達 母親蛙が帰宅して 子供を抱き囲いこう言った『お家で母親が待ってるわよ。お帰りなさい』 僕は頷き帰路に向かった でも僕には本当は帰るお家もありません 母は僕を産んでません 本当の母は違う世界に行きました そんな言葉など言えないで 小川を泳ぐ途中 そっと振り返り呟いた 『母の温もりを感じてみたかった』 そっと岩影によじ登り 涙を拭いて 知らぬ愛しさを思い浮べた 僕に愛と言うものが作れるだろうか不安です
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五月雨に何時に無く 嫌悪していた 虹が空を駆ける頃 貴方に思いを告げられた 愛する人は居ないけど
貴方を愛せるほど強くはない
この思いを虹の蒼に滑らせて貴方に思いを語ったら 貴方は笑みをし軽くお酌した 愛しき人を失った僕には貴方の後ろ姿が 霞んで見えた ら旋を駆ける思いを胸に貴方の背中を見送った 虹の蒼は青空と一色し 振り替える時には
貴方は姿を消していた
愛しき人を思い出し また一つ失わせたと
虹を浮かべ五月雨した
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五月雨に起したのは 私の吐息 気付けば空には虹の幻 私の愛はこの虹を通して貴方に届くだろうか 否決の際の涙すら雨と共に枯らしてしまったから
泣けもしない
この虹の輝きだけが私の頼り 貴方の下へ届いた思い 思いがけない言葉が帰ってきた…
なんて在りはしない
虹の輝きなど はなから見えては居なかった 密かに可能性を願ってた私はそれでも満足だった けれど突然枯れはてた涙が溢だした 虹は幻のままで居てほしかったと 私は失った恋に
虹を浮かべ五月雨した