詩人:愛勇者 | [投票][得票][編集] |
最初のkissは
酸っぱいって言うけど
最後のkissは
しょっぱいって知ったよ
だって涙で
唇が濡れてたから
涙に溺れた季節が
酸素を求めて
僕の心つつくけど
幾度も重ねた
「愛している」が
更に涙を重ねて眠る
最初の熱さは
慣れてくって言うけど
最後の熱さは
消せないって知ったよ
だって心は
本当を生きてるから
桜が、浮き輪が、もみじが
銀色迎えて
愛の記憶かすめてく
二人は唱えた
「愛している」と…
今日も記憶を抱えて眠る
いつか涙で
七色を架けられたら
涙を溶かした宇宙が
青さを求めて
空の底を染めるから
幾度も重ねた
「愛している」が
更に音符を奏でて眠る
幾度も重ねた
「愛している」が
僕の想いをくすぐり眠る