詩人:どるとる | [投票][編集] |
多分僕はもう何も頑張らなくていいと思う
頑張りすぎたから
頑張ろうと
頑張りすぎたから
もう何も頑張らなくていいと思うんだよ
頑張ろうとすればするほどにもつれていく人生だ
これ以上頑張ろうとしないでこれからはただのんびり生きていこう
多分ほかの人とはちょっと違って 優しすぎるだけ
だから結果的損しちゃうだけ
それでも 生きていく君は多分偉いから
そうさそれでいい
ゆっくりゆっくり歩いていければ
いつの間にか素直に笑えるから
いつか笑える日のために今は精一杯泣こう
そしていつか笑おう
僕には僕がそばにいるから
誰もそばにいてくれなくても
いちばん信頼できる僕がそばにいるから
夜に溺れたまま
浮かび上がって来ないようなそんな人生の終わり方はしないでおくれ
心が叫ぶ
本当はさびしいんだ
だから無理はしないで 僕よ
わかったよね?
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全視力を奪われた
人は空に召します太陽さえ輝いては見えないのです
べつにそれを蔑んだりするつもりは無いけど
僕のよく知るあなただから気になるよ
あなたの目には
きっと僕らの目には
見えてない何かが見えていることだろう
あなたの心には
きっと僕らの心じゃ感じれない景色が広がってるんだろう
僕は絶えず唄う
隙があれば唄う
君と二人唄う
一見楽しいような
どこまでも悲しいようなそんな唄を
暗闇に閉ざされた
あなたの目にうつる世界には幸せはありますか?
あなたの目にうつる世界には光にかわるものはありますか?
どうかあなたの目にうつる世界に光が戻らなくても
あなたの目にうつってる暗闇が優しくおだやかにうつっていますように願うよ
めくらのブルースとでも名づけてください
あなたが言ったから
そうさせてもらいます
今日も僕はあなたの隣で君に言うのさ
一生そばにいるから
一生守るから
どうかずっと一緒に居ようって
唇の重なる感触だけは確かな愛を君に伝えるから
ほら、僕がわかるでしょう?
愛する君よ
めくらだなんて言わないよ
僕の目には今君がうつっているけど
それ以上にあなたがくれるぬくもりが見えている景色以上の何かを心に伝える。
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思った以上に疲れ果てて
家に帰ったらすぐ寝床に倒れたよ
いつも強がってはいるんだけど
本当は誰かと一緒に居たくて本当はみんなと分かち合えるものならば楽しく笑い合いたい
孤独に 望んで なる人なんているわけないだろう?
僕はただ、気づいたらひとりきりになってしまっただけさ
群からはぐれた鳥のように
群から追われた狼のように
しきりに俯いてた顔をあげたらはぐれていただけさ
何もかも 僕が悪いわけもないし
何もかも 僕のせいにされるおぼえもないし
結局は誰も悪くなんてないけど
この言い訳
誰かに話したい
この気持ち
誰かにこぼしてしまいたい
たとえば暗い宇宙の片隅に置き去りにされたような 身の上に
降り止まない雨が冷たすぎるから言葉は何も役に立たないね
それでも生きなきゃという妙な先入観にさいなまれて
流されて僕は今ここにいます
独り、途方に暮れて
泣きもせず
笑いもせず
馴染んでしまった
孤独にため息ひとつ
ついてみせるんだ
同情も買いたいくらい
嘘でもいいから慰めてほしいくらい
落ちぶれた僕の心に広がる虚空
ねじ曲がる心
ひん曲がるプライド
踏み出す明日に
希望も期待もせず
ただ平穏を希う。
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人から人へと伝わる
確かなぬくもり
人から人へと伝わる優しい言葉
流れる水は清い涙という水
絶え間ない日々の中で今日も何かなくして何か得たのかもしれない
でも何をなくして何を得たのかそれはわからない
見えないものだから
夢みたいなことばかりで憧れ語り尽くしてしまった
僕の口からもれるのはため息
ねえ聞いてくれるかい?これはあくまでも知り合いの話なんだけど
さびしいときどうすればいい?
助けがほしいときどうすればいい?
その人には友達も
親しい人もいないらしいんだ
ねえ教えてよ
無駄に命が消えるまえに。
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この広い世界で
多分いちばん大切な人へ
言葉で言うには
ちょっと照れくさいから詩にして届けるよ
メロディーをつければ歌にだってなるだろう
君の好きにしてね
君の詩だから
いつも一緒に居てくれてありがとう
今更だけど僕は君が好きです
泣くときも笑うときも
同じ出来事に遭うときも
君と一緒がいい
ただ、底知れない愛しさと名前のないときめきが混ざり合って 僕の胸の中で熱く燃えてる
今、僕が言うことは
紛れない真実だから
どうか寛大な心で受け止めてほしい
君に会えて良かった
君と居れて良かった
君が優しくて良かった
愛しくて…愛しくて
言葉にならないけど
君が笑ってくれるだけで救われた気持ちになる
そんな気持ちが多分
すべてなんだろうな
澄み切った空を
見上げ ふと思う今
世界のどんな決まりも規則も屁だけど
これだけは守りたい
君を愛し抜くこと。
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三番線の階段を
わっせわっせのぼって
改札をするりとぬける
空はもう真っ暗
夜の腹の中
家に向かう
足取りは
やっぱ重たいけど
不思議にどこか
穏やかで優しい
気持ちなのさ
今日も疲れたなあ
今日もがんばったな
そういえばお腹減ったなあ
いろんなことが忙しくて
いろんなことが悲しくて
いろんなことが嬉しくて
いろんなことが楽しくて
今日を形づくる
パズルのピースのどれひとつ欠けたら
絵にはならない
だから悲しいことも嬉しいことも結局すべて大切なんだよね? ねえ神様
そうだよね?
今夜は月がきれいだな
ふと君に会いたくなる
帰り道の途中で
君は今、同じ月を見てますか?
月の光がつくる光の路を柄じゃないけどスキップして家路を行く
口笛を吹いて
手のひらで涙隠して
僕は帰るよ今帰るよ
君の居る お家まで
今夜はひとりじゃ眠れないよ。
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・お酒の飲みすぎ
・タバコの吸いすぎ
・ギャンブルし放題
悪い大人の見本です ・家庭内暴力
ちなみに略せばDV
悪しき現代社会の裏事情は新聞やテレビだけでは取り上げきれないほどで
今日も誰かが
誰かの勝手なわがままに振り回され
いつも、誰かが
誰かの理不尽な暴力で傷ついている
なんの力もない一市民の僕には何もできないけど
かわいそうだって思うだけならそれは無意味だから
やっぱり胸は痛むけど
目をつむる僕も
そんな社会をのさばらせる傍観者なのかな?
たとえばクラスの中に
たとえばお隣さんに
そんな悲しい境遇に苦しんでる誰かがいたならば
早く気づいて
そして何かしてあげたいけど
僕には縁のない話だ
そんな身勝手さが増長させるのかな
バカな大人が悪いだけなのに
子供は何も悪くないのに
いつも得してるのは悪い大人だろう?
秩序と常識を忘れてしまった人間は
ただの化け物さ
動物だって それくらいわかってるのに
胸が痛まない人間は僕には理解できない
新聞を広げるたび
テレビを観るだび
むなしくなる
悲しくなる
ため息が出ちまうよ
なぜ大人の身勝手な理由で子供は死んだり傷ついたりしなきゃいけないのかな?
違うだろう?
子供は悪くないさ
心の痛みを感じない
大人が悪いに決まってる
そんなことさえわからない大人は子供よりはるかに子供さ
そんな世界に生まれてきたことを後悔させるような人間は消え去ればいい
どうしてあの子は
死んでしまったの?
警察に逮捕されても
いつか出所しても
多分わからないんだろうな、そういう人間は
ねえ あの子やあの子の将来を奪う権利はもちろん他人には無いけど親が奪うなんて信じられない
あの子は一体誰を信じていたのだろう?
親にさえ裏切られたのになぜ、親をかばう子供もいるんだろう?
そんな世の中に変えたのは一体なんだろう?
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一体何から逃げているのだろう
一体何を追いかけているんだろう
今僕は何をすべきだろう
今日したぶんの失敗は
どれだけの損失を生むんだろう
今日したぶんの功績で
どれだけの利益を得るだろう
常に時代をリードする誰かとは
明らかな遅れをとりながら
それでも走ろうとしない僕は
あきらめ組のひとりだ
明日に何かを期待したって
むなしさになるだけさ
それならば期待なんかしないでさ
うまくいったら
いったでそれでいいじゃないか
自分から何かを望んだり
自分からすすんで前に出たり
そんな毎日はもう
あきらめた
あきらめたよ
今日も気づけば
日もとっぷり暮れて
ほら 日が沈み
切なさ孕んだ
夜が来る
一体いつから逃げているのだろう
一体いつまで追いかけていたのだろう
僕はあきらめ組さ
君もあきらめ組かい?
チャンスに目をつむる
ここぞって時
足が竦む
弱虫の言い訳ばらまいて
さあ今夜もおやすみ
あきらめすぎたよ
あきらめすぎて
質素な未来だよ
それでもいいよ
いいんだよ
何かひとつでも
生きていることの喜びを その幸せを
感じれたら
それはたちまち生きる糧に変わる
窓を少し開けて
夜風を部屋に入れれば なんだか不思議に心はあたたかくなる
そんな時間があれば
明日もどうにか
やっていけそうさ
繰り返す平凡な毎日は
単純な僕にはぴったりだ
今さらこれ以上の生活は望まない
標準的な幸せがある幸せ だから幸せ。
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僕らの時代は終わった
次の世代の時代が来た
だから僕らは静かに退く
次の時代を担う誰かに時代を引き継いで
僕らは衰退していく時代とともに死ぬとしよう
終わりゆく時代に手を振って
時代とともに僕らは眠る。
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偽りのない言葉を今聞かせておくれよ
飾らない言葉で本当のこと言ってくれよ
嘘ばかりの世界でごまかしてばかりいることを今夜は隠さないで言葉にしよう
聖なる十二月の冬キリストの十字架(ロザリオ)に唾を吐きかけて
マリア様の絵に蹴りを入れて
神様の仲裁無しで
僕らは僕らだけで
もしかしたら夜通し話し合う
誰かを時間をかけて
救えるような唄を僕は歌いたいんじゃなかったけかな
でも今君の涙は昨日より冷たくなった
眠れない真夜中の不思議とここにいる僕らの意味
そしてまもなくして夜は明けてしまう
その前に聞かせてよ
戸惑いつつも差し出したこの僕の手を握ってくれた君のその優しさだけで僕は生きていける
さあ、揺れる街明かりが路地裏にも注がれるように願うから
僕は今この終わりのない寂しさをぐっと堪えたまま笑う
十一月ももう終わりだね
もうすぐ空から降り注ぐ神様からのプレゼントを
僕らは待ちわびて
あたたかいコーヒーを飲む
今はこの唄がふたりの聖歌になりますように祈るだけ
それだけさ
白い魔法にかかった世界が雪に埋もれてしまうまで
ここでこうしていよう
わがままに互いをあたため合いながら
話し合うよ
大切なことやくだらないこと
沢山の言葉を踊らせて。