詩人:どるとる | [投票][編集] |
大切な人が傍にいる
それだけで支えになる
ひとりでできることよりひとりじゃできないことのほうが多いね
ひとりじゃ無理でも
ふたりならできることがある
僕はそれを知ってる
痛いほど
泣きたいときはある
でもがまんしなきゃだめ
大人は大変です
思っていたより
肌痛む季節
十二月も終わりだね
君の話をしたいけど
君の話をしだせば
何年あったって
語り尽くせないね
愛すべき人が傍にいる
それだけで支えられる
ひとりじゃできることには限界がある
でもふたりならばたいていのことはできる
ひとりじゃ持てない
荷物でもふたりいれば持てる だから君の力が必要なんだね
やっとわかった今
君と出会った意味
君を一言でいうなら
簡単だけど優しい人
何年経っても返しきれない恩がある
だから君の傍にいることで何かできることがあるなら僕は精一杯つきあうからそのつもりでね
数ある君の話の中に
事あるごとに愛を込めて 文脈も文法も何もいらない
僕は君をただ思うだけ
君は僕をただ思うだけ
それだけでいつまでも終わらない君の話
それだけで無限に増え続けるふたりの話
おしゃべりは続く
愛と平和に守られたこの世界の中で。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
言葉にならない気持ちを言葉にするなら
恥ずかしいから僕は歌にしてしまいたい
歌はまるでへたくそだけど思いがこもってりゃ ちゃんと伝わるはずなんだ
どれだけ君のこと
好きかってこと
伝わるように
届くように
僕は夜も寝ないで
頭ひねって
消しては 書いて
書いては 消して
そしてやっとできました
それがこの歌
心の耳できいてください
君のためにつくった
この愛のうたを
題名なんかまるで考える余裕もなかったから タイトル聞かれてもわからないけど
君が笑うところや
君が喜ぶしぐさを
思いながら
つくったんだ
悲しみに暮れる君をこの歌が慰めてくれたらいいな
そして
うれしいことがあったならその嬉しさを何倍も膨らますような盛り上がる歌になったらいいな
楽器なんか弾けないし
学問も嫌いだから
そんなに凝った歌はつくれなかったけど
素直な気持ちを精一杯こめました
だからきいてね
さりげないようで
ちゃんと見てるんだ
君の涙
君の笑顔
かわいい君の顔に
かげりがさすとき
僕は何をすればいい?わからないから
歌うよ 君に
この歌を
いつでも君を思ってるこの気持ちをそのまま歌にしたんだよ
だからきいてね
大げさかもしれないけど君が喜ぶと僕もうれしくなってまるで自分のことのように思えるんだ
そして君が悲しい顔していたら僕まで悲しくなってしまう
だから君にはなるべく笑っていてほしいからね
この歌がその架け橋になったらいいな
僕は歌うよ
名無しのラブソング
君の心へ届け
題名がないくせに
精一杯の気持ち
こめた 愛のうた
愛すべき茶番はつづく
ラララ きいてくれてありがとう
世界一愛してる
ジョーダンじゃないのさ
これが僕の本当の気持ち
名無しのラブソング。
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悲しいときも傍にいて
うれしいときも傍にいて
君がいないとさびしいよ
だから君よ傍にいて
朝から雨が降る日でも
青空のぞく晴れた日でも
隣にいてほしいのは
世界のどこをさがしても君一人だけさ
時々 僕らはケンカしてすれ違うけれど
それもまた仲のいいあかしだといえるから
しばらくすれば何事もなかったように僕らはまた
くだらないことで笑いあって
神妙な顔で 見つめ合って
朝から晩まで
茶番のような
僕らの寸劇は
きりもなく
つづいていくよ
君の笑った顔が好き
君の甘えた顔が好き
君の拗ねた顔が好き
君の泣いた顔はこの僕を男にしてくれる
なんでもない小さな日々の隙間に
差し込んだ
かげりさえ
笑い飛ばせ
ふたりの愛で
そして今日も僕がここにいてそこに君がいて たまに猫なで声で君が僕にプレゼントねだってさ
そんな毎日が僕は好き
そんなあなたが僕は好き
日本一とか国内一とかそんな規模じゃなくってさ
世界一 好きなんだよ
宇宙一 好きなんだよ
君が教えてくれた
人を愛する喜び
人に愛される喜び
僕、今、満二十と一歳
愛されて○十年
本当にありがとう
親に感謝
恋人に感謝
地球に感謝
自分に感謝
すべてにありがとう
センキュー
アニバーサリー
おかげさまで僕は今日もここにいる
そして君と笑う。
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明星の光よ
またたきながら
僕を包み込む
優しい光よ
目を閉じた暗闇に
浮かぶ白い光
少しの汚れもない人
懐かしいものばかりであふれてるふるさと
帰ってきました
たくさんの野菜や思い出話を風呂敷に包んで持ってきました
我がふるさとに帰ればこんなにもたくさんの笑顔に出会える
たくさんの涙に出会える
尽きることのない思い出話の話しきれない分はまた来年話そうね
いるだけで ここにいるだけで 安心できる場所はそうはないよ
我がふるさとよ
ささやかなれども
唄にこめて
伝えよう
届けよう
これが僕の
ふるさとの唄
人には誰も帰る場所がある
その場所は世界のどこよりきっと懐かしくあたたかい場所だから
帰りたくなるのさ
石頭の親父の顔がほころんで
神経質なおふくろの顔が優しくて
僕は帰ってきました
よく帰ってきたねと
僕を迎え入れてくれる優しさがそこにはある
だから帰る
迎え入れてくれる場所があるから
我がふるさとよ
ちいさいけれど
お礼のかわりに
伝えよう
届けよう
これが僕の
ふるさとの唄
帰ってきたんだな
そんな顔してくれる
誰かがいる幸せ
そんな顔になれる幸せ
そんな幸せが待っている 僕を待っていてくれる場所がある
ふるさとはそんな場所です
ふるさとはそんな場所です。
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ふるさとの夕暮れは赤く染まり 燃えている
ゆうやけこやけで帰る カラスの鳴き声
真っ赤な空に 落ちる夕日を 高台から眺めて 少し涙ぐんだりして
ゆうやけこやけ なんて 切ない響きだろう
帰る場所はあなたにはありますか?
ないならつくってみようよ 愛を育んで
ふるさとは心の中に
見えない 瞳の中に
浮かぶ 景色なのさ
あの夕暮れのように
熱いくらい燃えている あたたかい場所さ
さあ 帰ろう
ふるさとに
夜汽車 つかまえて
今すぐ 思いたったら揺るぎない心は止まらない 列車になってふるさとへ僕を連れて行く
ゆうやけこやけでまた明日 手を振る帰り道
もう会えないなんてさ 嘘言うのはやめて
明日会えると誓ったなら懐かしいあの人へも会いに行こう
待ってくれてる誰かが人にはひとりはいて
待ってくれてる場所が人にはひとつはあるはずだ
さあ 燃えるような
気持ちが沸き上がったら
着の身着のまま
あるがまま
僕は走り出す
夕日に向かって
ふるさとへつづく路を 辿っていくよ
あの顔もあの顔も
忘れられないから
あの声もあの場所も
懐かしすぎるから
会いに行こう
会いに行こう
ゆうやけこやけで日は暮れても
明日にはまた会える
明日には笑っている
そうだ、僕は帰るんだ
都会に染まりきったさびしい心を洗える場所まで
ネクタイなんか放り出して
ビルなんかない
田んぼばかりの桃源郷へ。
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眠れない夜は
ひとりじゃさびしいから
大好きな人に傍にいてほしい
お月さまもきっと
僕が浮かない顔をしていたら 輝くにも輝けないだろう
お人好しなお月さまはみんなの家の窓をのぞいて それぞれの人の心を照らすよ
今夜もまたどこかで誰かが泣いている
今夜もまたどこかで誰かが眠れない夜を過ごしてるんだ
つまらないことなんて 言わないでくれますか?
その人には笑えない理由があって
その人には泣いてしまう理由があるんだ
ぬぐいきれない涙は
胸の中にまだある
積み木のように次から次へと増えていく
悲しみは人には言えない
人には言えないから悲しい
人には言えないことがある
安易にきいてもほしくないんだ
なるべくならそっとしておいてほしい
でもひとりじゃさびしい
そんな矛盾が僕を支配してるんだ
だから今夜も僕は眠れない
眠れないんだ
こんな自分、自分でもイヤになる
でもかわいそうで
仕方ない
矛盾は増えていく
寝不足は明日の
自分をだめにする
誰かと一緒にいたいのに誰とも一緒にいたくない
傍にいて
でも
あまり近づかないで
そんな矛盾の中で
浮き沈み繰り返す気持ちを抱えた
僕は青光りする湖畔の水面で当たりを待つウキみたい
きっと待つだけじゃ
いつまで経っても
獲物なんかかからないのに
それを知ってても
強がりがさびしさを簡単に追い越していく
矛盾した僕だ
君もそんな自分
抱えているんじゃないのかな?
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悲しいことがあるからね死にたくなるこの世界
うれしいことがあるからね生きていけるこの世界
悲しみの数ほど
喜びはあるから
それだけ
素晴らしいこの世界
辛いことがあるからね弱音を吐いてしまう日々
報われることもあるからね立ち上がれる日々
辛いことこえれば
雨上がり 虹が架かる
それだけ
素晴らしいこの世界
それだけ
素晴らしいこの世界
生まれて良かった
生まれなきゃ良かった
結局その繰り返しだけどやっぱり
生きることは死ぬことより素晴らしい
そう思う僕がいる
悲しみだって
それを教えてくれる
ひとつの生きるあかし。
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ほんとに寒い季節だ
それはみんな知ってるね
君の白い柔肌をもろに突き刺す
北風が心も凍らせれば 自然に僕らの心も冷えていく
あたたかい春を待つように窓を開けて確かめてみては
どこまでも終わりがなさそうな日々にため息をついてる
落ち葉を踏みしめて
口笛を吹き鳴らして
後ろ手に隠したプレゼントを渡せずに
もう三度目の冬
テレビの中にも答えはない
ラジオを聴いてもわからない
大切なものは
けっして見えないものだから
何度ケンカしても
何度食い違っても
一緒にいたい
そう思う気持ちがあったから
どうして僕らは
今でも一緒にいるの?
それはきっと傷つけあうことの愚かさに気づき あとから心に傷を負ったから
わかったんだ
それでもわからないことは曖昧な理由でごまかしてきたけど
今日もここにいる
僕らはここにいる
それでも残る疑問があるよ
どうして素直になれないんだろう?
こんなにも
こんなにも
大好きなのに
大切なのに
僕らは何度
ケンカしても
学ばないな
学べないな
素直じゃないといわれればそれまでだけど素直になれないから見えない互いの心のうちをさぐり合うことができる
素直になれないぶんだけ 互いを知ろうとするんだ
だから、僕らはうまくやっていけるんだね
君のことならなんでも知ってるつもりでいるけど
何も知らない僕が今もいるから
明日も僕の知らない君を探すためにケンカするよ
心と心を闘わせて
心と心で会話して。
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愛想笑いが得意なんだね?君は
でも愛想笑いってあまりいい笑顔じゃないから
愛想笑いも必要だけど
やっぱり君には君らしく 素直に笑ってほしい
心からウキウキできる笑顔じゃなければ楽しくない
だから本当の笑顔を見せてよ
本当の笑顔で笑ってほしいんだよ
心の中のピエロに言おう
楽しいときは出てこないでねって
あなたの出番は泣きそうなとき辛いときだけだよ
心の中のピエロはなおも笑ってる
泣けないピエロの精一杯の受け答えだよ
ピエロは笑ってるけど心では泣いてくれてるんだ
僕は知ってるんだ
君の優しさ
大好きなあなたは
ピエロのような人
いつも笑ってる
でも愛想笑いじゃない
強がらないで ピエロ
泣きたいときは泣いてよ ピエロ
そしたら僕も泣けないよ
ピエロ 笑ってるけど本当は泣きたいこと
僕が一番わかってる
夕暮れの街
影をふたつ落として
土手を歩く君と僕
風船を持った君が
風船を僕に差し出すとき何よりあなたの笑顔が輝いて見えたよ
弱いくせにつよがりなあなたはまるでピエロ
泣かないんじゃない
泣けないんだろう?
泣き虫なくせに優しいから 僕のこと思ってるから
君はピエロになったのかい?
それなら今日も
君の隣で
けっして形にならない君の悲しみを聞こうじゃないか
君のその胸の中の本当の顔を僕に見せて
愛想笑いじゃない
君のよくできた
そのピエロの化粧を落としたときの 素顔を
僕の恋人は泣き虫なくせにつよがりなピエロです
でも、とてもかわいい人です
ずっとずっと
ずっと
傍にいてね
僕の恋人
命尽きるその日まで
つよがりな君も泣き虫な君も君の全てを愛すから
僕の全てを君に捧げよう 教えてあげましょう
長い長い時間の中で
君は少しずつ素直に笑えるようになるさ。
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この広い世界のどこかにこんな僕でも
愛してくれる誰かがいるのだとしたら
それを思うとどんな人なのか気になるんだよ
希望を持てといわれても期待すらももてないほど
歳を食った僕です
ここには昔
たとえば海があったと聞かされても
僕にはただの昔話
想像力の欠如
僕には見えもしない希望は描けない
見えるものだけが僕の全て
出会えるかな
出会えないかな
愛せるかな
愛せないかな
見えないものに期待しても仕方ないけど
夢見てみよう
誰かのごきげんうかがいほどくだらないものはないけど
もう少し待ってみよう
見えないけど見えるものより素晴らしい明日。