詩人:どるとる | [投票][編集] |
いつも 見てるよ
この恋の窓から
ずっと 見てたよ
この恋の窓から
君の笑った顔
少し 落ち込んだ顔
どんな君も好きだから 今すぐ抱きしめたい
なんの変哲もない
普通の1日に
僕は特別な光
感じるのは
君がいるからだ
西日差し込む
土曜日の窓辺
君が椅子に座り
本を読んでる
僕もその景色の一部になりたいな
でも君は絵の中
君は絵の中の女の子
やがて、家族は越していき その絵も窓辺から消えた
あとにはさみしさだけが残ったよ
目覚めたように気づいた 僕はなんか変だったね
でも好きでした
僕は絵の中の君に恋をしてた
さながら絵の中の初恋。
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嫌われてもいい
馬鹿にされてもいい
人間なんて所詮
独りきりがいちばん
落ち着くのさ
暗い部屋の中
なにをしてるのか
ただぼんやりして
日々に絶望している
生きているのが嫌だと言えば嫌だけど
生きているのが好きかと言えば好きなんだ
そんな矛盾した思いを抱きしめたまま
僕は何度でも死にたいと思うだろうし
何度だってそれじゃだめだと言いながら
気づけばまた死にたくなって 気づけばまた思い直して
そんな日々の繰り返しだよ まるでビデオデッキの早送りだよ
とんだ時間の無駄だよ
でも
まだここで笑っていたい
でも
まだここで何かしていたい
嘘じゃ片づけられない思いなんだ
それが僕の答えさ
はっきりしないけど
いちばん正しいよ
それが僕の答えだ
まだ馴染まないけど
そのうちわかるよ
僕は曖昧にここにいるのさ
生まれた意味も
理由もわからないけど 出来合いのルールを真面目に守り抜きながら
今日まで何一つ疑わず生きてきたふりしてきたから
少しくらいは 狡くもなりたい思いさ
だから僕はいい人でもわるい人でもないし
どっちでもないのさ
それが僕の答えさ
心は不安定な天秤
定まらない水平
平行には程遠い
でもそれが僕の答え
僕は僕であって
僕じゃない
ここにいる僕は
生きても死んでもない
ここにある時間は
本物でも偽物でもない
この世のすべてだって 考えてみりゃ曖昧なものばかりだ
僕は何ひとつ知らないよ
ただなるように生きてるだけだ
流されて 流されて
ここにたどり着いただけだよ
それが僕の出した答えだ
結論には程遠いね
だけれど 間違いじゃないだろう?
みんな多分言いたいだろう
そこにある答えを
素直に疑う気持ちがあれば
自分自身のことさえ
嘘だといえてしまう
僕は何者だ?
それがわかれば
神になれる。
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夜も眠らずにつくった僕の唄を聴いて驚け度肝をぬくぞ
眠れない夜なんてしょっちゅうあるさ
めずらしくもないことさ
悲しいことはこの先も尽きそうもないけれど
そんなこわい顔するなよ
そんな心配そうな顔するなよ
なんとかなるのさ
多分僕のだめなところは不器用で危なっかしいところ
そそっかしいところ
数え切れないくらいいっぱいあるけど
あきらめてきた数だけ 優しさにあふれてるこの胸の中に宿る大きな魂で生きていくのだ
愛にあふれた素敵な未来を見ていた
未来を見ていた。
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眠れない夜なんてめずらしくもないさ
この頃はわけもなく涙が出てしまうよ
名ばかりとはいえ大人になった僕の心は途方もないさみしさで埋め尽くされてる
理由なんてないけど
意味などけど
眠りたくない
夜がある
泣き続けたい
時がある
僕の涙は空に昇って
お星様になるよ
輝いて きらめいて
誰かの瞳に映ってる
うつむいて歩くのもやってみると難しい
でも不思議だけど悲しいときは全然無意識のうちにうつむいているのに 何も感じない
幸せというものを見失ったのかな
最初からそんなもの
知らないのに 幸せになった気でいた僕がいたのさ
僕は何に笑ってたの?
僕は何を見ていたの?
限界まで膨らませた欲望抱きしめて
眠れない夜がまた
僕に訪れたよ
お星様ひとつもない
真っ暗な夜に
明かりになるようなもの 見当たらぬ苛立ちに声をふるわせ泣いてもしかたない
でもそれもしかたないことだね
僕の涙は星にはなれない
輝くこともなく消えてゆくのさ
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春も夏も秋も冬も
いつでも
いつまでも
傍にいたい
そう思わせてくれるのは世界中であなただけです
傍にいるからといって何か特別なこと
できるわけじゃないけど 愛ってものにいちばん大切なものは好きな気持ちをいつまでも持ち続けていること
でもそれがいちばん難しいのさ
時々は喧嘩して
すれ違ったりもするかもしれないけど
それがまた一人じゃないことを僕に教えてくれる
背中合わせで 口を聞かない日々がつづくとさみしさが際立って 本当の愛が見えてくる 何が大切かわかってくる
愛のなんたるかは知らないけど
人のなんたるかを知っているから
死ぬまで君を愛してる
死ぬまで君と一緒にいたい
死ぬまで君のいちばんでありたい
好きな気持ちを分かち合うように
季節を越えて
時間さえ越えて
生まれる愛を
何度でも受け止めて
変わらぬ気持ちを
抱きたい
主人公は僕ならば
ヒロインは君さ
踊り続けよう
不器用なステップ踏んで
死ぬまで続く物語
一緒ならば大丈夫
死ぬまで続く物語
君がいれば大丈夫
くだらない話も
輝いていくよ
何をしても
ひとりじゃ味わえない喜びを教われるよ
何度でも 喧嘩して
泣いて笑って仲直り
生まれる愛とそれを包むように存在する確かな絆
ほどけないくらいきつく強く僕らは結ばれてる
僕らの心は恋結び
けっしてほどけることはない 永遠のご縁です。
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安月給だって
ローンに追われたって サラリーマンは今日も 家族のために
外回り たまに空回り
満員電車に揺られて
疲れ果てた顔して
帰り道 たまに飲んで帰るけど
酔っ払って赤い顔して 帰るのはみっともないから 少し公園で酔いをさましてから帰るのさ
肩身の狭い思いして
会社じゃいつもこき使われてる僕も
家に帰ればいっぱしの大黒柱
がんばらなくちゃ
家族に泣き顔は
似合わない
家族にみっともない姿は見せられない
今日も重たい鞄背負って 出かけるんだ
さあ頑張るぞ
朝から気合い入れて
踏み込んだ満員電車
右に左に揺られて
心折れそうになっても家族の顔思い浮かべ 負けないようにと自分を 励ますのさ
いつも いつも 苦労が絶えないね
いつも いつも 本当 ご苦労さんね
『その気持ちわかるよ』
赤提灯の下 涙の夜
飲み屋の屋台のオヤジに愚痴をこぼす
ラララ サラリーマンに課せられた使命は僕の場合
家族を守ること
妻子を養うこと
僕は誓うよ
元気の出る唄
高らかに唄いながら
今日も帰り道
赤提灯に誘われて
赤い顔して
口ずさむのさ
サラリーマンの唄を。
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いつの間にかそこにいた
愛する人がそこにいた
君と呼べる人がいた
守るべき人 できた
ほどけないようにときつく結んだ筈の
結び目は君と交わした口づけのように
いつまでも
いつまででも
力ずくでも消せない記憶
いつの間にか好きだった
隣にいるのがふつうになった
僕を呼ぶ声がして
返事をする僕がいた
気づかないふりしてるけど感謝してる
言葉にするのは柄じゃないからはぐらかしてるだけなんだ
だけどねいつもいつもありがとう
アイラブユー
仕方がないから
不本意ながら
嫌々だけど
いつもそこにいてあげる
仕方がないから
不本意だけど
嫌々ながら
いつもそこにいさせてあげる
ふたりは お互いに
強がりながらも
僕は君を 君は僕を
誰より求めているよ
だから いつもそこにいてほしい
だから いつもここにいてあげたい
そう思うのです
僕は君が好きだ
いつか声に出して
言えたらいいな
その時こそは
きっと 君も笑ってくれるだろう
その時こそは
きっと 僕も笑えるだろう
明日の空は澄みに澄み晴れるだろう
天使の喇叭が
天に とどくだろう
神様も運命を
啓示するだろう
決まってるさ
僕らは幸せになれる
この愛には終わりなんかないのさ
僕は笑う
君も笑う
いつも、ただそこにいるようで僕にはそれだけで大助かり
いつも、ただそこで笑ってくれてるだけで僕の心は救われる
仕方がないから
不本意ながら
嫌々だけど
いつもそこにいてあげる
仕方がないから
不本意だけど
嫌々ながら
いつもそこにいさせてあげる
悲しい夜も
寝起きのわるい朝も
君がいない 景色には華がない 華がない
だから傍にいてね
回りくどいけど
遠回りだけど
僕は君が好きだ
世界中でいちばん
アイラブユー
いつか声に出して
面と向かって
言えたら
言えたら
いいな。
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たった一度の人生だけど
ある人は本気で
ある人は投げやりに生きてる
どうしてなの?
死にたいと思って
高いビルにのぼった
そんなときに限って
空がひどいくらいに澄み渡ってる
だから死ぬ気が失せるんだ
僕はなんのために生まれ なんのために死んでゆくんだろう?
そして天に召される日何を遺すんだろう
一日一度笑えれば
それで全てが報われる
一日一度笑えれば
あとはそれで報われる
どんなに貧相な毎日だって構わない
住む家があって
三食食えて
お風呂に入れて
7日仕事して
また土日休んで
たまに出かけて
全てが灰になるまで
あれやこれやを続けて
今日もそんな気持ちで生きてる
くだらないかもしれねえけど
ドラマみたいに
その主人公みたいに
役割があるならば
そんなふうに
そんなふうに
思ってる
真夜中 なんとなく
散歩に出たよ
そして誰もいない公園でブランコに座って 泣いたよ 泣いたよ
言葉にならない
声のごみ屑を
吐き出しながら
泣いたよ 泣いたよ
一日一度笑えれば
僕の人生 それでいい
夢も彼女も親友も
もう 何にもいりません
平穏な日々よ
このまま続いてゆけ
数回のあくびとため息を繰り返してるだけ
誰かの愚痴を聞き流してるあいだに
日は簡単に暮れて
そして ただ
この身果てるまで
定められた時が満ちるまで
僕はただ ここで
さよならの時を待つ
さよならの時を待つ。
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『なにくそ』
次こそ実るさ
あきらめるなら
あきらめること
きっぱりあきらめられたら 次の扉を叩こう
何をなくしても
何がだめでも
生きていこうときめたからには 歩き続けてゆくさ
勇気なんてまるでないし
自信なんか消えちまいそうさ
それでも僕は無駄に高いプライドですんでのところで
持ちこたえて生きていこうときめたのだ
風に吹かれ 泣き声言って 時には 死にたくもなるけど
そんなときこそ僕は笑っていた
そんなときだからこそ自分を励ましてた
泣いたってしかたない
わかってるからこそ
泣きたい夜もある
でも泣くだけ泣いたら 夜を飛び越えて
昨日より 輝けるように
僕はより笑って
より勤しんで
生きていこうときめたのだ
さあ 明日の地に
降り立とう
慰めの唄
ポケットに
大事にしまって
雨の降る街を
歩いてゆくよ
この街に咲く
桜が見頃をむかえるころにはきっともう少し 笑える余裕も出るね
生きていこうときめたなら もう迷いはふっきれた
さあ さあ
さあ
歩いてゆこう
地図にも載ってない
未来という未開の地へ。
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あるところに
愛し合うふたりがいて仲良く暮らしていました
めでたしにはまだ遠いから 残された時間の中で たくさんの思い出をいっぱいいっぱいつくろう
君と出会うまでは
人生に絶望すらしていた僕だった
だけどある日
僕らは出会った
土砂降りの雨の中
雨宿りしていた
きっかけはすごく単純だった
傘ひとつ忘れたあなたに差し出した手を握った時
わかったよ
一瞬で恋に落ちたよ
そうして今になるまで 僕らはたくさんの時間の中で 愛を膨らませてきたよね
狭いアパートで
ふたりで暮らし始めて
やがて結婚して
貧しいながらも
幸せだったのに
どうして今は隣に君がいないの?
あんなに笑っていたのに
あんなに愛していたのに
残酷なほど運命はふたりを引き裂いた
出会ったことを後悔するような 気持ちになるくらいなら
最初から出会いたくなかったよ
でも、君に会えてよかったよ
悲しみも喜びも全て
重ねた唇も
あなたとじゃなきゃ
輝かなかっただろう
こんなに落ち込んだ顔をしていたら
あなたに叱られてしまうから
出会ったことの喜び
別れたことの悲しみ
僕は忘れないから
最後に君が見せたあの笑顔は僕の宝物
思えば何もしてあげられなかったね
傍にいるだけで満足してた 愚かな僕だった
でも誰よりも愛していたんだよ
でもどうして君は空の上にいってしまったの? わかってはいても 運命が憎らしい
笑ったことも泣いたことも 大切だけど
一度も君は僕のこと
責めることしなかった
こんなに不器用なのに
こんなに馬鹿な僕なのに
君はただ傍にいてくれて 何も言わずに僕の手を握ってくれたよね
愛していた僕の愛より愛されていた君の愛のほうが断然
大きかった
今気づいたんだ
この先もずっと
だれも知ることはないふたりだけの胸に残る痛みと思い出
色褪せても消えることはない
ふたりだけのストーリー。