詩人:どるとる | [投票][編集] |
涙はただ流れる
悲しいとき
嬉しいとき
心がふるえたとき
涙はいつもそばにある
僕や君のそばにある
胸をふるわす感情が僕の心に語りかける
いくつの夜をこえればいいのだろう
いくつの不安を抱えればいいのだろう
何もわからなくて
それがいつまでも僕の中から離れなくてさ
あふれ出る涙と
瞬間で消えていく涙
すーっと頬を流れる
世界で一番
尊い誰かが
消えたみたいな
大きな悲しみが
僕をのみこむよ
うれし涙と悲しいときに流す涙
流すならうれし涙を流したい
悲しい涙なんてまっぴらだ
僕はまるで涙に溺れたみたいにもがいてあがいたあとたどり着いた岸で君の笑顔に助けられたらうれし涙に変わるさ
不器用なこの僕じゃうまくは言えないけれど
伝えるよ 届けるよ
心からの涙を
今 君の心へ
立ち止まる誰かの心へ
同じ空の下 同じように途方に暮れる旅人へ
伝えるよ 届けるよ
この言の葉たちを
僕は小さくかみ砕いてひとつの詩にするから
不器用だけれど
きいてほしいんだ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
一瞬の感動は一生に値するのかな
一瞬のときめきは永遠になるのかな
ほんの一瞬で何かが変わるかな
今僕の中ではじける疑問さ
一瞬でも永遠へ続くこと
誰よりも誰よりも
それを知る僕だから
限りあるこの命
いつか尽きる命
だから今輝かせて
永遠へ繋げるのさ
今日から
明日から
たった今から
ただの一瞬を
尊い永遠へ
変えるんだ。
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悪い夢を見た
それは現実なのか
悪い夢を見た
それは現実なのさ
現実なのに夢だと決めつけて信じなくてもいつかまたそんな悪夢を見るから
楽しい夢みたいな今はとても儚し
それまでの時間みたいな気がして。
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空はいつもこんなに大きいのに僕の心はこんなにもこんなにもちっぽけで
少しの悲しみにも涙を見せずにはいられない
旅から旅へと繰り返すその中で見つけたものは僕をどんなふうに変えてくれるのかな
今 何かが変わろうとしている
孤独な旅はまだこれからも続くから
僕はずっとこの空に抱かれて 生きて行く
何もない退屈な日でさえ笑顔を絶やさないでいられるのはあなたのおかげで
空はいつも果てしない
僕のちっぽけな悩みなどくだらないって思わさせてくれる
空を見上げてみよう
悩みなど忘れて
僕はまたひとつ
歳を重ねるけど
歳の割には子供で
でもそんな自分を愛することからすべては始まってゆくのだとわかったよ
今 空を見上げて
僕は生まれ変わる
新しい 心に
孤独な自分を見捨てないで
孤独な日々を蔑まないで
空はいつでもあなたや僕を見つめているから。
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明日はどんな日になるのかな?
明日はどんな事があるのかな?
のぞけたらいい
でも
のぞけたら
つまらないね
しかし
どちらにしても
明日の窓は
曇っている
何も見えないから
予想しかできないから
曇ったその窓の向こうにイメージを膨らますことしかできない
ただどんな日になるだろうどんな事があるだろうと夢見る事しか
しかし
そんな気持ちが人を楽しくさせるのさ
だから
明日は見えない
何を言っても
見れない
だからよかったのかな
今はまだ知りたくもないこともあるから
明日は明日の楽しみとしてとっておきたいから
明日の窓は曇っているほうがいいと思う
あなたはどう思う?
なにも見えない
曇った窓の向こうに
つぶやきを投げた。
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僕の詩は僕しか
そして
君の詩は君しか
書けない
それこそがもう
オリジナリティ
特別な色なんだよ
たとえば そう
一色っていうのかな
みんなそれぞれ
その人なりの一色をもっているんだよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
散りゆくのは花の運命
ならば咲き続けるのも花の運命
たやすく散らないで
もう一度咲いている自分を見つめてごらん
世界にたったひとりの花である自分を考えてごらん。
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僕は狐のように
狡賢く人を騙くらかして
狸みたいに太ったお腹をポンと自慢げに見せびらかして
カメレオンみたいに擬態できたらいいけれどそんな頭もなく
いつもいつでも
愛想笑いもできずに
嫌われてもいい
ひとりでも生きるぶんにはなんの支障もないと笑っている今が地味にわびしいけど
明日はまた僕に旅をしいたげる
裸の心
無防備すぎて
いつも傷だらけ
隙だらけ
考えもなく
ただ直感だけで歩く
だから転ぶこともしばしばあるのさ
かといって
これといって
何かを見直すこともなく立ち止まったままそこから見えるだけの星を見て綺麗だと笑う
そんな日々でも
僕は愛したいのだ
誰になんて言われても明日は明日の風が吹くのだ
どうせまだ旅は続くから気ままで愚かなくらい鈍臭くていい
答や常識なんて模範にしないよ
僕が信じてるのは今まで自分が歩いてきたこの道の中で拾ってきた輝きだけ
そんな孤独な僕を誰かがもしも笑っててもかまわないけど
僕は無視します
さあ また新しい1日が来たよ
僕は歩き出すのさ
太陽燦々輝いて
不安ゆらゆら 揺らめいている
未知なる道へと
僕という風みたいな旅人は進み出すよ
嵐や台風の中へ突っ込むときのようなとてつもない恐怖を抱えながらも僕は行く
生きるということはそれほどに大変なのさ
ひとりだって
いつだって
笑えるゆとりがあるならそれは幸せだろう
今 描く
確かな未来
ちょこんと希望が上乗せされたよ。
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甘酸っぱいレモンのほのかな香りがする恋の話
その黄色いからだに詰まったビタミンCでこの僕を守ってくれる
あなたはまるで
レモンのように
僕を愛してくれる
いつもあなたが
隣にいて笑ってくれるだけで僕の瞳は涙を流す レモンのような甘酸っぱく切ない甘さをはらんだ涙を
レモンみたいに
僕に厳しさと
同時に甘さをくれる
あなたが世界で一番好き
あなたを好きになれたことが幸せ
そして今もそんなあなたといれることが幸せ
そのために被るしわ寄せもまた幸せなのさ
だから君のあだ名はレモンでキマリ!
いつもありがとう
ビタミンC また頂戴!
ふらふらで倒れそう…